レッテルを貼る。
あまりいい意味では使いませんよね。
勝手に自分の事を決めつけられる。そんなイメージです。
風評被害なんかもレッテル貼りに近いんじゃないでしょうか。
つまり・・あまり意味で使われないですね。。
では、何故レッテルを貼ろう!なのか。
レッテルを貼るとラベリング効果が発生します。
ラベリング効果とは、
他人からの「この人はこういう人だ。」というレッテルが、それを受けた人の行動やその人自身の性格に影響を与える現象を指します。
人がレッテルをはられると、そのレッテルに応じた行動や自己評価をする傾向があるのです。ラベリングが実際の行動やその人自身の性格に反映されることがあります。
つまり、人は、レッテルをはられると、そのはられたレッテル通りの行動をし始めたり、その通りの性格になっていきやすい。と言う事。
あまりにもかけ離れた性格をラベリングしても効果は薄いですが、
そういう一面が見えた時に使うと効果は滅茶苦茶あります。
例えば、、
お友達に意地悪をしていた男の子に「あなたはいつも意地悪をする嫌な子だね!」と伝えると、意地悪を沢山し、意地悪な性格になっていってしまうのです。
逆に、お友達に意地悪をしていた男の子に「本当はとっても優しいのに意地悪しちゃったんだね。」と伝えると、意地悪をやめて優しい性格になるのです。
本当にそんなにうまくいくの?
レッテルは貼り続ける事が大事。
僕自身も、今思えばレッテルを貼られ続けていました。
子どもと関わるのがうまい、優しい性格、人の気持ちを受け止めるのがうまい
確かに思い起こせば、そういう性格だな。と思い込み、自分でもそうなるように行動したり勉強したりしていた気がします。
そして、そのようなレッテルを貼られまくり、まんまと保育士になっています。
人の性格に影響を与えることの出来る「ラベリング効果」
是非、良い方向にラベルを貼ってあげてください。
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