ロールプレイをご存じですか?
ロールプレイとは?
現実に近い状況を設定し、参加者に特定の役割を演じさせることによって、物事への視点の客観性を高め、自分では気づかなかった課題や問題の解決、あるいは自己を再発見するものです。
つまり・・・実際にその人物に成りきる事で、その人物がどう考えるのか、どう感じるのかをやってみようというものです。
Twitterにツイートした「絶対に靴を履かせたい大人VSやだやだしか言わない子ども」の続きを書きたいと思います。
実際にロールプレイをやってもらった方は分かると思うんですが、子ども役の方は大人が必死になればなるほど『注目されてる!』『かまってもらえている!』と嬉しくなったのではないかと思います。
大人役の方は、どうやったらいう事を聞いてくれるかを必死に考えるも、すべて『嫌だ』に跳ね返される理不尽さを感じたのでは無いでしょうか。
では、どうすれば良いか。
大人側の人は普通のトーンで極めて冷静に『靴を履いてください』と伝えます。
その後は、『やだ』と言われようが何を言われようが無言を貫きます。
そして、30秒間、黙ーって子どもを見つめます。何とか説得しようとか、怒ったりとか、物で釣ろうとかそんな事は一切考えずただ、ただじーっと見つめます。
そして、30秒後再度「靴を履いてください」と同じトーンで言います。
そして、また30秒見つめるのです。それでも履いてもらえない場合は、30秒後、再度同じトーンで「靴を履いてください」と伝えます。
さて、子ども役は、どう感じるでしょう?
あんなに必死に靴を履かせようとしていた大人が、一言しかしゃべらずじーっと待っているこの状況。
子ども役をやったあなたは分かるのではないでしょうか?
僕は、こう感じました。
居た堪れない。嬉しくもなんともない。何ならちょっと苦痛。あぁ早く靴を履いてしまいたい。
あなたはどう感じましたか?
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