仲立ちの仕方(おもちゃの取り合い)

保育士の頭の中(事例集)

仲立ちってなぁに?

友だち同士のトラブルの間に入り、双方の気持ちを受け止めながら話を聞き、解決へと導く手伝いをする事

どんな時に仲立ちをするの?

子供同士の喧嘩やトラブルの時。

小さい子や言葉が出ない子、自分達で解決する方法を知らない子には、保育士が仲立ちをします。

自分たちで上手く解決が出来ない時にも仲立ちをします。

仲立ちをする時に気をつける5つの事

目指すのは解決ではなく、相互理解。

双方の話をよく聞く事

気持ちの受け止めをし、双方が冷静に考えられるようにする。

ごめんね。いいよ。の強制はしないこと。

個人的な感情を入れない。

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実践例 1

<四歳 男の子二人>

A君が叩いた!と訴えてきたB君。

だいたいの経緯は見ていたので把握済み。(見ている事はとても大事です。

経緯

A君が使っていたブロックを、B君が使いたくて貸してといったけど、貸してくれなかった。

B君は、貸してもらえなかったため、しばらく別の遊びをしていたが、さっきのブロックが置いてある事に気が付き【チャンス】とばかりに持っていってしまった。

すぐにA君が気が付き返せよ!と怒って言う。

B君はすぐに返さず逃げる。

A君がカッとなって叩く。こんなトラブル。

話を聞いてもらい、気持ちを受容してもらっているうちに、気持ちが落ち着き、後半は子ども同士で話が出来ています。これは、4歳児のお部屋での出来事です。

そんな事例。

叩かれた!と訴えてきたB君との会話。

保育士 叩かれて痛かったんだね。どこが痛いの?

B君 ここ。(腕)

保育士 ほんとだね。ちょっと赤いな。まだ痛い?

B君 痛くない。

保育士 なら良かった。叩かれたのは嫌だったね。

(A君参戦)

A君 だってこいつが俺のブロックとるんだよ!

保育士 あーA君は使ってたブロック取られたから怒ってたんだね。

A君 ちがう!置いといたの!

保育士 ブロックを置いておいたらB君が持って行っちゃったってこと?

A君 うん。

保育士 なるほど。

B君 使って無かった!!

保育士 あーブロックが置いてあったから誰も使ってないのかなぁって思って使ったってことか。

B君 うん。

A君 けど返してって言ったよ。

保育士 返してって言ったけど返してくれなかったんだね。

B君 返せっていってた!!

保育士 あー返せ!!って怒って言われたんだね。

B君 うん。

保育士 なるほど。怒って言われたから返したくなくなったんだね。

B君 うん。

A君 だって取られたと思ったから、、。

B君 取ってないよ。すぐ返さなくてごめんね。

A君 。。。叩いてごめんね。。

B君 いいよ。これ後で貸してね。(玩具を返す)

A君 もういいよ。はい!貸してあげる。

B君 え!ありがとう。じゃー一緒に遊ぼうよ!

A君 うん!

ちゃんちゃん。

関わり方のポイント

オウム返し ー 訴えられた事をそのまま返してあげながら話を聞く。

言い換える ー 「それはこういう事なんだね。」とその意味を変えないように言い換えながら話を聞く。

砕いて返すー「保育士の関わりは、訴えられたら事を訴えてきた子にこういう意味だった?と確認しそこにある背景をくみながら返す。」

基本的に、これだけです。

1歳児クラスで噛みつきが多いクラスを持った時に行った仲立ちと噛みつきが無くなるまでの事が書いてありますのでそちらも合わせてお読みください。→噛みつきの多いクラスへの対処法

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