保育所保育指針を読めば保育の方法までわかる①

保育の方法

保育所保育指針には保育の方法まで書いてあります。

その保育の方法は、全部で6つ。

さて、どんな事が書いてあるのでしょう。一つずつ見ていきましょう。

≪1つめ≫

一人一人の子どもの状況や家庭及び地域社会での生活の実態を把握するとともに、子どもが安心感と信頼感をもって活動できるよう子どもの主体としての思いや願いを受け止めること。

子どもの状況の把握する。
・一人一人の子どもの状況を把握
・家庭での生活の実態を把握
・地域社会での生活の実態を把握

何故それぞれの把握が必要なの?

子ども達は、保育園の一員だけでなく、家庭の一員であり、地域の一員であり「保育園ではこんな子」「家ではこんな子」「地域社会に出るとこんな子」とそれぞれの背景、側面から子どもを見る必要があるためです。

子どもが安心感と信頼感をもって活動できるようにする。


子どもは一人の独立した人間である事をしっかりと認識しよう。

一人の独立した人間であるという事は、自分の考えを持ち、自分の思いを持っているという事。自分の考えで良い。自分の思いで良い。と思えた経験が安心感、信頼感につながっていく。

注)これをきちんと認識しないと、、、保育士の思い通りにならないと怒ってしまったり、何とか言うことを聞かせないと!という状況が生まれてしまう。

思いを受け止める。
・子どもの主体としての思いを受け止める。
・子どもの主体としての願いを受け止める。


子どもの思いを受け止めたり、子どもの願いを受け止めたりする事で、子どもは自分の意思を表現する。また、意欲をもって自ら周囲の環境に関わっていくことが出来る。

注)受け止める事は受け入れることとは違います。
時々、そんなに子供の思いを全部受け止めてたら大変じゃないか!という意見を聞きます。全部受け入れて言う事を聞いていたらさすがに、、、無理です!受け止めることは聞いてあげる事。否定しないでその思いがあるという事を認める事。そして自分の意見を押し付けない事。

保育に当たっては、一人一人の子どもの主体性を尊重し、子どもの自己肯定感が育まれるよう対応していくことが重要である。

保育所保育指針を読めば保育の方法までわかる②はこちら

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