何故、噛みつきが防げないのか。

保育のヒント

保育をしている中で、おきる噛みつき。

預けている大事な子どもが怪我をして帰るという状況。

何故?噛みつきが防げないの??いったいどうなってるの?? そんな疑問があるでしょう。

噛みつきに対して保育士がしている事。そんなお話。

まず、噛みつきを0にする方法・・・あります。

「噛む子、もしくは噛まれる原因を作る子を隔離すれば良い。」

皆から離して友達が近づかないようにすればいい。

何故、それをしないのか。

喧嘩や友達と関わり遊ぶ経験を奪ってしまうからです。

喧嘩一つとっても、保育士がするのは見守りです。

すぐに止めれば怪我のリスクは減りますが、子どもたちから経験を奪います。

経験は宝です。

噛みつきが起きる年齢は、まだまだ自己中心的な考えを持っていますが、友達と関わって

遊ぶことの楽しさにも少しずつ気が付いてきています。

どんな事をしたら友達が怒るのか。悲しむのか。

どうすれば友達は喜ぶのか。

仲良く遊ぶためにどうすればいいのか。

自分の気持ちだけを押し付ければ友達は離れていく。

相手の気持ちを受け止めすぎると自分が楽しくない。

そんな事を肌で感じながら友達との関わりを学んでいます。

なので、喧嘩があっても子どもが噛みつくか噛みつかないかのギリギリまで見守ります。

その一瞬の遅れが噛みつきにつながってしまう事もあるのです。

それが噛みつきが無くならない一因でしょう。

見ていなかったから噛みつかれました・・は駄目なやつです×

追記です。

噛みつきが無くなる方法。まだあります。

子ども達が助けて!困ってる!と言える環境。大事です。

保育士との信頼関係があれば、噛みつきは減ります。かなり減ります。

困った時に、助けてと言える環境。

嫌だった時に受け止めてもらえる環境。

そういうのは本当に大事です。

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