嚙みつきが多いクラスで行った事。

保育士の頭の中(事例集)

1歳児クラス)

噛みつきやトラブルが絶えないクラスを何とかしようと入った。

なぜこんなにトラブルが起きるのか・・・。

最初にした事は、どんな事でどんなトラブルが起きているのかの確認だ。

どうやって確認するのかと言うと、とにかく見る!

ただし、ただ見るのではなく、子どもの内面まで見通す事で確認していった。

どの子が、どんな理由で噛みつくのか。どの子が、どんな理由で怒っているのかを知る必要があった。

毎日のように、子ども達の様子を観察し、よく見る事で見えてきたものがあった。

それは、クラスの子ども達が、保育者に頼らずに、トラブルを自分で解決をしようとしているという事だ。

一見聞くと素晴らしい事に聞こえますが、そこは1歳児である。

自分で解決すると言っても自分なりだ。

1歳の子ども達が自分なりに考えた解決方法は以下の通りだ。

○玩具を取られそうになったら、怒る。

○相手を威嚇する。

○奪われた物を奪い返す。

さて、周りの保育士の子ども達への関わりを見ていると、その前の経過を見ておらず起こった事象に対して怒っている事が多かった。

例えば、叩いてしまった事を見つけだしては、叩いてはいけないと怒る。

噛みそうになった事を噛んではいけないと怒る。

一番大事な何故そうなったかを見ていない・・・。

最初に行った事は、気持ちの受け止め。解決のお手伝い。

例)玩具が取られて叩きそうになっているAと取ったBの仲立ち。

Aに「○○が取られたから怒ってるんだね」と声をかける。  行動を言葉にする。

うなずきながらも取り返しに行く為、「取られたら嫌だよね。先生が返してもらってくるまら待っててね。」と伝える。

気持ちを代弁する。 代わりに解決していく。

追いかけるのをやめる。

Bの所に行き、「この玩具欲しかったんだね。」と話しかける。気持ちの受け止め

「勝手に取るのは駄目だから、一回返しに行こう。」と声をかける。 ルールを知らせる

※返すのは嫌なので返さない。

取るのはいけない事だと再度伝え、一回返すように促す。   ルールを伝える。

※やっぱり返さない

すぐに借りれるように一緒に頼んであげるから一回返そう」と促す。 味方であることを知らせる。

しぶしぶ返す。

Aに話かけ「勝手に取ったら嫌だったんだよね。貸してほしいなら貸してって言って欲かったんだよね。」

「Bに貸してって言ってみよう」と促す。

貸してもらえた時は、お礼を言ってAに「お友達は優しいから貸してくれるね。」と伝える。

貸してもらえなかった時は、「終わったら貸してあげて、遊び終わったら必ず持ってきてあげて」とBに声をかけ、Aを違う遊びに誘う。

この繰り返しを行っていく。丁寧に丁寧に。

第一ステップ終了。

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