清潔になる心地よさは、経験を通して学習される。
0歳児の子が清潔になる心地よさは、どんな経験で学習されるのか。
それは、おむつ替えの時です。それもただ、おむつ替えをすればよいというものではない。
おむつが濡れている時に、「気持ち悪いね」という気持ちの伴った言葉がけとともにおむつを交換。
そして、濡れていた時とは違う乾いてさらさらした感覚を「さっぱりしたね」と気持ちの伴った言葉とともに経験する。
この経験が毎日何度も繰り返されることで、清潔に対する心地よさの感覚が育っていく。
衣服の着脱や食事時に手や顔を拭いてもらうといった経験も同様。
これは、清潔のみでなく、自己肯定感にもつながっていきます。
人としての根源的な部分に、心を込めて丁寧に対応され心地よさを味わう経験は、他者に自分の存在を肯定的に受容される経験。
そんな経験は、子どもが自身の存在を肯定的に受け入れることへとつながる経験でもあるのです。
おむつ替えの時、食事の時、汗をかいたとき、汚れた時など等・・・
声をかけてもらいながら、心を込めて丁寧に関わる事はとっても大事なんです。
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