ことばは、幼児期にしっかりと発達すべき大切な能力です。
しかし、様々な身体的な活動をせず、言葉だけが発達しているような状態になると、思考の柔軟性を欠き、頑固になったり、屁理屈をこねまわし口だけが達者になっていきます。
言葉の能力が必要以上に発達してしまう原因として
・テレビなどの見過ぎ
・家の中に閉じこもり過ぎ
・大人の会話に簡単に割り込ませてしまう家庭環境
などが考えられます。
逆に言葉の力が発達していない原因は
・放任のし過ぎで楽しい会話が少なくなっている
・本を読んでもらったり、お話を聞かせてもらったりする機会が少ない
などが原因であると考えられます。
ことばの能力が低いとがさつで自分勝手になる危険性が出てきます。そうなる事を防ぐには
・本を読んだりお話を聞かせてあげる機会を増やす。
・親子で料理を作るなどをして楽しい会話が生まれる場面を作っていくと良い。
注意:
寝る前に必ず本を読んでいるのに言葉の能力が発達していないケースがあります。就寝前の読書は、神経を沈めて安らかな睡眠に入っていく為の物なので、言葉の能力が育つ場面では無いと考えられます。
頭脳がさえている時に本を読んであげたりお話を聞かせてあげるなどすると良いでしょう。
しかし、就寝前の読書は親子のスキンシップの場として情緒の安定を図るためにとても大切な物である為、やめる必要はありません。
コメント