知的能力の基礎が構築される幼児期において、「優先して育ててはいけない能力」があるのをご存じですか?
本能的に必要としているものでは無い「人間が作り出したもの」
例えば、数字、文字、標識、色などに当たります。
その基礎や土台が出来てから「人間が作り出したもの」が活きてくる事を考えると、幼児期においては、まだその段階にない。つまり、優先的に育ててはいけない能力になってくると考えられます。
強制的な知識の詰込みを受けると、その能力が育ちすぎてしまい、本来本能的に育たなくてはいけない能力が育ちにくくなります。
その結果、無気力やわがままを助長したり、年長になっても2~3人の集団の中で遊ぶ事が困難になるなど社会性が発達しにくくなります。
早期教育や小学校教育の先取りなどいわゆる教育的な詰込みをやめて色々な遊びに興味や関心を持つようにする事が肝要です。
毎日、同じような発展性の無い遊び(時間つぶし的な遊び)ばかりしている場面が多いようなら、大人が介入して遊びの次元を高めてあげる事も必要です。
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