今の配置基準は、4,5歳児は30名 3歳児は20名 2歳児は6名 1歳児も6名 0歳児は3名
保育士一人で果たしてこの人数を見る事が出来るのか。
正直、ただ「見る」だけなら出来ますよ。
極端な話、子どもの動きを制限すればいい。怪我が起きないように。事故が起きないように。
けど私たち保育士の仕事は、見るのが仕事では無く、保育が仕事です。
乳幼児期は、生涯にわたる人間形成にとって極めて重要な時期です。
そんな大事な時期を保育するには、この配置基準は正直無理です。。。
保育とは
「子どもが現在を最も良く生き、望ましい未来をつくり出す力の基礎を培う」ことと
入所する子どもの保護者に対し、その援助に当たるということです。
子どもたちの「現在」が、心地よく生き生きと幸せなものとなるとともに、長期的視野をもってその「未来」を見据え、生涯にわたる生きる力の基礎が培われることを目標としています。
子どもの現在のありのままを受け止め、心の安定を図りながらきめ細かく対応していく。
更には、一人一人の子どもの可能性や育つ力を認め、尊重することが重要となります。
配置基準の改定は待ったなしなんです。
保育士一人当たりの子どもの人数が少なければ少ないほど丁寧に見てあげられると思いませんか?
1歳児が5人に一人。4歳以上児が25人に一人。これが改定されれば、もっと丁寧に行う為の改革の第一歩が歩めると思っていました。まだまだ一人当たりの子どもの数を減らしても良いと思っています。
今回の「改善」は本当にがっかりです( ノД`)シクシク…
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