スモールステップで靴下のはきかたを伝えよう。

保育のヒント

スモールステップとは何でしょう?

まーわかりますかね。

読んで字のごとく。

いきなり難しい事を始めないで、簡単な事から少しずつやり、最終的に難しい事が出来るようにするという物。

よし、じゃー今日からお箸をどうぞ!と渡して練習してもなかなか難しい。

お箸を持てるようになるには、スプーンの持ち方から進めて行く必要があります。

例えば、お箸を持たせたい。

スプーンの上持ち、スプーン下持ち、スプーンの鉛筆持ち、そしてお箸。一本の動かし方を知り、二本目を挟む。

徐々に持ち方に慣れていって使えるようになる。

これがスモールステップです。

生活の中でスモールステップはどんなのがあるでしょう。

靴下をはく

上履きをはく

トイレトレーニング

帽子をかぶる

あらゆる事がスモールステップで行えます。

では、靴下や上履きをはくときのスモールステップとはどうすれば良いんでしょうか。

まずは、全介助から行って見てください。

靴下をはく時、前に座って靴下のはきかたを教えるのではなく、後ろに周り手を添えて一緒にはく。

最初は全てやってあげながら身体の使い方を学んでもらうのです。

そして、少しずつ少しずつ手を離して行く。

靴下の持ち方

足の入れ方、角度

つま先を入れた後の足の動かし方

それらが、一つ一つ自分で出来るようになったら手を離すのです。

そうすると、無理なく確実に靴下がはけるようになります。

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