何でも自分でやってみようとするが、それを実現する力が十分には追い付かない。
例えば・・・
<衣服を着替える時にボタンをはめようとする場面>
ボタンホールにボタンを入れるという動作のイメージはできている。
見えるところにあるボタンは、何回か失敗を繰り返しながらもはめていく。
意識を集中して取り組むので、1個はめるたびに思うようにできた安心からため息をつく。
次のボタンに、息を詰めるようにして再び意識を集中し、とりかかる。
しかし・・・見えないところにあるボタンは、何回試してもうまくホールにはまらない。
できるはずと思っているので、援助の手を払いのける
が・・・やっぱりどうしてもはめることができずに、「こんなはずじゃない」とかんしゃくを起こす。
そこで、「頑張ったね。もう少しだったね。」と集中しながら何度も挑戦した過程の姿や思いを受け止められ、慰めてもらう。
そうやって受け止めてもらい、過程を褒めてもらった経験が、次の日もボタンはめに取り組む意欲を持続させる。
そして、ついに全部自分ではめられるようになると、「できた!!」と満足して
嬉しそうに「出来たよ!!」と教えてくれる。
生活や遊びの中で子どもが様々なことに取り組む様子を、思いや願いの表現された姿として捉え、そこで子どもが味わう悔しさや戸惑い、嬉しさや誇らしさを丁寧に受け止め、思いに沿った言葉をかけながら、意欲を支えていくことが大事です!
もうすぐハロウィン
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