子どもが、何か困難にぶつかった時、自分で考えてその問題を解決出来るようになるために保育者が意識するべき援助の仕方を考えてみる。
困難に立ち向かい自ら考えて問題解決をする能力は、生きていく力の中でとても大切な事
問題解決能力の基礎となるのは、『考える力』
『考える力』を伸ばすために必要な事は?
①自発性 (自ら考え行動するために必要)
②一つの事に意識を集中して継続する力 (その問題を解決するために集中して進めていく事)
③持続する力(諦めない事)
①自発性
自発性=自分が必要だと思い行動する事です。
自発性の源は、自分でやりたい!やってみたい!
子どもが、自らやりたがる事は、面白い、楽しい、嬉しいが原動力。
ポイント)嫌々やっているうちに楽しくなる事ってありませんか?やりたくなかったけど、やっていたら段々楽しくなってきた!みたいな事ありますよね?大人は、色々経験して行く事で楽しさを見いだせるのです。ただ、、、子どもは、それがかなり難しい。嫌々やっている時は、楽しさなどを見いだせず、ずーっと嫌が続くのです。
子どもの興味関心は個々の子どもによって違う。何に興味を持って取り組むのかは未知数。
<子どもの自発性を待たなきゃいけないの?>
いいえ。出来ることは沢山あります。
自発的に物事を進められるように環境を整えてあげよう。
子どもがやってみたい!と思えるような関りをしよう。
面白そう!でやってみて。面白かった!!でまたやって。今やってる事が出来るようになると、自信がついて次のステップに行きたくなる。
自発的に意欲を持って取り組むために保育者がしてはいけない言葉がけ
命令ーこうしなさい。
指図ーこういう風にやりなさい。
禁止ーこれは駄目!
許可ーこれは良いよ!
じゃーどうすれば良いの??
関心を持って見守りましょう。
好きな遊びに熱中し、没頭する事で集中力が付く。
そして、熱中する事で我慢強さが育つ。
楽しい事が、頑張って出来たことでドーパミンサイクルを作ろう。
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