事実と判断
人間は、自分の都合の良い解釈をしてしまいがち。
相手の発言を勝手に解釈するとズレが生じやすいというお話。
つまり、、、どういう事か?
例えば、
上司「この書類27日までに提出してくれ。」
部下「はい!わかりましたー!」
ー27日の朝ー
上司「例の書類出来てるか?」
部下「あ。今からやります!」
上司「えぇ!これから取引先に持って行くのにどうするんだ!27日までと言ったらその日の朝までに決まってるだろう!!」
自分「えぇ・・・終業までにかと思いました・・・」
というような場合の事。
上司側は、聞く人の立場になってきちんと伝えることも大事だし、部下側も、ズレが生じる事を意識しておく必要がある。
コミュニケーションにはズレが生じる事を意識して会話をしよう。
それってどうすればよいの?
相手の考えと自分の考えのズレを極力減らすようにコミュニケーションをとる。
つまり。。相手が言っている事が自分の思った通りなのかを確認する。
つまり・・・こんな感じ。
上司「この書類27日までに提出してくれ。」
部下「わかりました。27日の終業までですね。」
上司「いや、この日に取引先に持って行きたいから27日の朝までに頼むよ」
部下「27日の朝までですね。わかりました。」
コミュニケーションをうまく取るには、すり合わせ作業が必要である。
こんな例も)
喫茶店での一コマ
店員「ご注文はお決まりでしょうか?」
私「ホットコーヒーお願いします。」
友人「んーそしたら僕はアイスにしようかな。」
店員「かしこまりました。」
ー数分後ー
店員「お待たせしました」と持ってきたものは何でしょう。
<ホットコーヒーとアイスクリーム>
アイスコーヒーと言ったのに!と友人は言っていましたが、アイスとしか言っていませんでしたよね。伝える側が、アイスコーヒーと言えばよかったし、受け取った側が「アイスクリームですね?」と確認すれば良かった。
これもコミュニケーションのズレ。
最近では、このズレを無くすために、「飲食店でご注文を繰り返させていただきます。」
というすり合わせ作業がありますね。
極力間違いを無くすためのコミュニケーション。
○○ですね?という確認作業。大事ですね!
これ、子どもにも同じことが言えます。
子どもの泣いている理由、子どもが怒っている理由、子どもが喜んでいる理由
それを、こうだろう。と決めつけてしまう人は多いです。
明らかにそうであろうという時でも『○○だよね?』と確認するだけで子どもとの信頼関係の構築が格段に上がります。
うんうん。そうそう。あなた、わかってるじゃん!となるように声をかける事はとても大事ですね。
コメント