【0歳児12月】月齢別(誕生月)|今の姿を引き出す観察質問リスト&文例集

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0歳児クラスの12月は、街や園内がクリスマスの装飾で彩られ、子どもたちの目を楽しませてくれる時期です。 寒さが厳しくなりますが、室内の換気や加湿に配慮しながら、冬ならではの遊びや行事の雰囲気を楽しみます。感染症が流行しやすい時期なので、鼻水や咳などの細やかな健康観察が記録の要となります。

12月の特徴と観察ポイント(クラス全体)

クラスにとってどんな時期?

クリスマス会に向けて、歌や手遊びを楽しんだり、ツリーの飾りを見たりして行事の雰囲気を味わいます。 運動機能が発達し、室内でもマットやトンネルを使ってダイナミックに遊ぶようになります。乾燥による肌荒れや、ウイルス性の感染症対策として、手洗いや保湿ケアを丁寧に行う時期です。


1. 高月齢グループ(4月〜7月生まれ)

【時期の目安】 生後1歳5ヶ月〜1歳8ヶ月頃 【特徴】 独り歩きや小走りが上達し、戸外でも活発に動き回ります。言葉(一語文・二語文の走り)が増え、「サンタ」「キラキラ」など行事に関連した言葉も出始めます。簡単な身の回りのこと(手洗い、帽子など)を自分でしようとする姿が見られます。

🍼 健やかに伸び伸びと育つ(身体・健康)

Q1. 寒さの中での運動機能(歩行・走る)は?

  • 冬の厚着で体が動かしにくい中でも、体幹がしっかりとしてきて、バランスを崩さずに一歩一歩力強く安定した足取りで歩いていた。
  • 保育者が「まてまてー」と追いかけると、声を上げて笑いながら、スピードを調節して小走りをするなど、全身を使った遊びを楽しんでいた。
  • リズムの良い音楽が流れると、膝を屈伸させてジャンプをするような仕草を見せ、全身で喜びを表現しながら音に親しんでいた。
  • 段差や階段を見つけると、手すりや保育者の手をしっかりと握り、足元をよく確認しながら慎重に一段ずつ昇り降りしようとする姿が見られた。
  • 散歩先ではカートに乗る時間を減らし、保育者と手を繋いで周辺の自然を探索しながら、長い距離を最後まで歩き切る体力がついてきた。

Q2. 食事(完了期・道具)の意欲は?

  • スプーンを下から握る「下手持ち」が安定し、食べたいものを自分で狙ってすくい、こぼさないように集中して口へ運ぶなど、道具を使う技術が向上していた。
  • 食器が動かないようにもう片方の手を添えたり、お椀を両手で持って汁物を上手にすすって飲んだりして、食事のマナーが少しずつ身についてきた。
  • 苦手な野菜があっても、「サンタさんが見てるかもね」という保育者の言葉に期待を膨らませ、意欲的に口へ運んで完食しようとする健気な姿が見られた。
  • 食べ終わると自分からおしぼりを手に取り、顔や手を丁寧に拭こうとするなど、食後の清潔習慣が身につき始めていた。
  • 目の前の食事に対して「おいしい!」と満面の笑みで言葉や仕草を返し、保育者や友だちと一緒に食べる楽しさを十分に味わっていた。

Q3. 衛生習慣(手洗い・鼻水)は?

  • 手洗いの際、保育者の真似をして自分で袖をまくろうとし、石鹸を泡立てて手のひらをこすり合わせるなど、手洗いの手順に興味を持って取り組んでいた。
  • 水道水が冷たくなっても嫌がる様子を見せず、水に触れる感触を楽しみながら、戸外から帰ったあとの手洗いを習慣として受け入れていた。
  • 鼻水が出て不快感を感じると、自分の鼻を指差しながら「鼻、出た」といった表情でティッシュを指差し、保育者に知らせて拭いてもらおうとする姿があった。
  • 保育者が咳をする時に口を覆う姿をよく見ており、自分が咳をしたり咳き込む真似をしたりする際に、とっさに手で口を覆うような仕草が見られた。
  • 帰園後、自分のロッカーの場所がわかり、帽子や靴下を自力で脱ごうと手足を動かして、身の回りの整理に主体的に関わろうとしていた。

Q4. 睡眠と生活リズムは?

  • 午睡の時間になると、生活の見通しを持って自ら自分の布団へ向かい、保育者にトントンとされると安心してすぐに深い眠りについていた。
  • 一日の生活の流れの中で一定の時間に排便があるなど、排泄のリズムが安定し、体調を崩しやすい冬場でも元気に過ごすことができていた。
  • 寝入りばなに咳き込んで目が覚めてしまうこともあったが、保育者が側で優しく背中をさすると、安心した表情で再び深い眠りに戻ることができていた。
  • 目覚めた後はすっきりと起き、布団の上で自分の靴下を手に取って足に入れようとするなど、次の活動に向けた自立の芽生えが感じられた。
  • 寒さで布団を蹴り飛ばしてしまう癖があるため、スリーパーを活用したり室温を調整したりして、一定時間ぐっすりと眠れる環境を整えた。

Q5. 手指の巧緻性(道具・着脱)は?

  • クレヨンをしっかりと握り、力強い筆圧で画用紙いっぱいに円や直線を繰り返し描き、色が広がる様子や自分の動きが形になる面白さを味わっていた。
  • 着替えの際、保育者が広げたズボンの中に自分から片足ずつ入れようと足を持ち上げ、最後まで履き終えようと一生懸命に頑張る姿が見られた。
  • 衣服のファスナーやマジックテープの仕組みに強い関心を持ち、指先を使って上げ下げを試したり触れたりして、道具の性質を確かめようとしていた。
  • 小麦粉粘土などの柔らかな素材を指先でちぎったり、掌で力一杯握りしめて形を変えたりして、感触を楽しみながら手指の感覚を豊かに使っていた。
  • 積み木を横に一列に長く並べ、「ガタンゴトン」と電車に見立てて走らせるなど、形から何かをイメージして遊ぶ「見立て遊び」の広がりが見られた。

💕 身近な人と気持ちが通じ合う(愛着・対人)

Q1. 行事への関心と言葉は?

  • 飾られたクリスマスツリーをじっと見つめ、電飾が灯ると「キラキラ!」「きれいね」と弾んだ声で言葉にし、季節の彩りに心を動かしていた。
  • サンタクロースの人形やイラストを見つけると、「あ!」と指を差して保育者に知らせ、不思議さと親しみを感じているような表情を見せていた。
  • クリスマスの歌やリズムに合わせてパチパチと手を叩いたり、膝を揺らしてリズムをとったりして、行事特有のにぎやかな雰囲気を全身で楽しんでいた。
  • 保育者の「プレゼント、楽しみだね」という言葉に反応し、何かがもらえるワクワク感を察して、期待に満ちた笑顔を浮かべていた。
  • 絵本の中のサンタを指差した後、すぐに保育者の顔を覗き込んで「いたね」と共感を求めるなど、発見の喜びを共有しようとしていた。

Q2. 友だちへの関わりは?

  • 戸外遊びや散歩の際、自ら友だちの側へ寄って手を繋ごうとし、お互いに歩調を合わせて一緒に歩くことを喜び、連帯感を楽しんでいた。
  • 泣いている友だちがいると心配そうな表情で顔を覗き込み、背中や頭を優しく撫でて「よしよし」と声をかけるなど、他者の感情に寄り添う姿が見られた。
  • 玩具の貸し借りでは、保育者の仲立ちを通して「どうぞ」「ありがと(ありがとう)」と、言葉と仕草を合わせたやり取りを自分から試そうとしていた。
  • 友だちが楽しそうに遊んでいると、「おなじがいい」というように真似をして遊び始め、顔を見合わせてキャッキャと笑い合う微笑ましい姿があった。
  • 特定の友だちの名前を呼びながら服を引っぱったり、玩具を差し出したりして、自分なりの方法で一生懸命に気を引こうとする社会性の育ちが見られた。

Q3. 意思表示の明確さは?

  • 自分の意思がはっきりし、やりたくない時は首を振って「イヤ」、欲しいものがある時は対象を指差して「チョウダイ」とはっきりと言葉で主張していた。
  • 嬉しい時は飛び跳ね、困った時は眉をひそめるなど、自分の今の気持ちを豊かな表情や身振り手振りを交えて、保育者に必死に伝えようとしていた。
  • 玩具が取れないなどの困り事があると、保育者の手を引いてその場所まで連れて行き、解決を求めるなど、大人を頼る術が身についてきた。
  • 自分で何かをやり遂げ、保育者に「すごいね!」と褒められると、誇らしげに自ら拍手をして、達成感を全身で味わっていた。
  • 寂しさや疲れを感じた際、自ら「だっこ」と言葉に出して甘え、保育者の温もりの中で安心感を得ようとする姿があった。

Q4. 模倣とごっこ遊びは?

  • お気に入りのぬいぐるみを布団に寝かせ、トントンと背中を叩く真似をしたり「ねんね」と囁いたりして、保育者の育児行動を忠実に模倣して楽しんでいた。
  • ままごと遊びの中で、コップを友だちや保育者に差し出して「かんぱーい!」と仕草をし、日常の楽しい食卓の風景を再現しようとしていた。
  • 電話の玩具を耳に当て、「あーい(はーい)」と頷いたり、宇宙語のようなお喋りを続けたりして、身近な大人の通話風景を真似る遊びに没頭していた。
  • 保育者が床を拭く様子に興味を持ち、自分もタオルを手にして一緒に床をゴシゴシとこすり、役に立っているような誇らしげな表情を見せていた。
  • エプロンを首にかけようとしたり、お玉を使って鍋をかき混ぜる仕草をしたりして、「料理を作る人」になりきるイメージを広げて遊んでいた。

Q5. 愛着の安定感は?

  • 登園時、保護者との別れ際も笑顔で「バイバイ」と手を振り、保育者の元へ安心して足を進めるなど、園を安心できる場所として認識していた。
  • 遊びに夢中になっていても、時折「先生いるかな?」というように保育者の顔を見てアイコンタクトをとり、心の安全を確認してから再び遊びに戻る姿が見られた。
  • 行事の練習などで緊張する場面でも、側にいる保育者と目が合うとホッとしたように表情を和らげ、信頼する大人の存在を力に変えていた。
  • 初めての場所や不安を感じる状況では、特定の保育者にしっかりと向き合ってしがみつき、十分なスキンシップをとることで自ら情緒を安定させようとしていた。
  • 眠気や疲れを感じると、吸い寄せられるように保育者の膝の上へ座りに来たり、体を預けたりして、深い信頼関係に基づいた安心感を求めていた。

🧸 身近なものと関わり感性が育つ(環境・探索)

Q1. 冬の自然(寒さ・感触)への反応は?

  • 白く凍えるような朝、自分の吐く息が白くなることに気づき、「お口から煙が出た」と不思議そうに何度も「はー」と息を吐き出しては消える様子をじっと見つめていた。
  • 散歩道で乾いた落ち葉の上を歩き、「カサカサ」という軽快な音や足の裏に伝わるパリパリとした感触を楽しみ、わざと音の鳴る場所を選んで歩く姿が見られた。
  • 水たまりに薄く張った氷を見つけると、目を丸くして驚き、指先で「ツンツン」とつついて割れる様子や, 手に伝わる冷たさを興味深そうに確かめていた。
  • 冷たい北風が吹くと、「さむいね」と言葉にしたり、首をすくめて保育者の側に寄り添ったりして、冬の季節感を肌で直接感じ取っていた。
  • 朝の園庭で見つけた霜柱を指先で触れ、そのシャリシャリとした独特の感触に驚いて一度は手を引っ込めたが、再び恐る恐る触れて崩れる様子を観察していた。

Q2. 制作・素材への興味は?

  • クリスマスのリース作りでは、指先を器用に使ってシールを台紙から剥がし、リースに見立てた画用紙に「ペッタン」と集中して貼り付け、飾り付けを楽しんでいた。
  • 色とりどりの花紙を掌で「ギュッ」と丸め、袋の中に詰め込む感触や音が変わる面白さを、目を輝かせながら繰り返し味わっていた。
  • 糊のベタベタとした独特の感触を指先で慎重に確かめ、紙を合わせるとくっつく不思議さに気づき、保育者と一緒に何度も貼り合わせようとしていた。
  • 拾ってきた松ぼっくりの凸凹した表面を触ったり、床を転がしたり、カップに入れて「お料理」に見立てたりして、自然物の形状を活かして遊んでいた。
  • 絵の具を使ったスタンプ遊びでは、自分が押した場所に色がつくことを喜び、リズミカルに手を動かして画用紙が彩られていく変化を面白がっていた。

Q3. 音やリズムへの反応は?

  • 自分の好きな色の鈴を手に取って元気に振り、クリスマスの曲に合わせて「リンリン」と鳴らし、音が重なり合うにぎやかな雰囲気を満喫していた。
  • ピアノのメロディに合わせて体を揺らして遊んでいたが、音がピタッと止まると自分も動きを止めて保育者の顔を注目するなど、音の変化をよく聞き分けていた。
  • 玩具の空き箱などを手のひらで叩いて太鼓のように音を出し、一定のリズムを刻んだり強弱をつけたりして、音を奏でる心地よさを楽しんでいた。
  • 隣で友だちが楽しそうにケラケラと笑っていると、その明るい声につられるように自分も声を上げて笑い、楽しい気分が伝播していく様子が見られた。
  • CDから流れるお気に入りの音楽に合わせて、お尻を振ったり手を叩いたりして独自のダンスを披露し、リズムを体全体で捉えて表現していた。

Q4. 探索活動の広がりは?

  • 保育室の壁面飾りがクリスマス仕様に変わったことにいち早く気づき、指を差して「あ!あ!」と保育者に知らせ、環境の変化を敏感に察知していた。
  • 箱の中に何が入っているのか気になり、一つひとつ取り出しては並べ、再び中へ詰め込むという動作を繰り返し、空間の容積や物の出し入れを試していた。
  • 鏡に映る自分をじっと見つめ、保育者が被せてくれたサンタの帽子を鏡越しに確認したり、自分で位置を直そうとしたりして、自己像を認識して遊んでいた。
  • 散歩車に揺られながら、街角に飾られたキラキラと光るイルミネーションを釘付けになって見つめ、冬ならではの色彩豊かな景色を楽しんでいた。
  • 園庭での影踏み遊びでは、地面に映る自分の影の動きに合わせて一緒に動く面白さに気づき、追いかけたり踏もうとしたりして、光と影の不思議さに触れていた。

Q5. 玩具の操作は?

  • 型はめパズルでは、ピースの形と穴の形をよく見比べて考え、手首を回して角度を調整しながらピタッと入れようとするなど、集中して取り組む姿が見られた。
  • ブロックを慎重に自分の背の高さほどまで積み上げ、グラグラと揺れると手を添えて支えるなど、倒れないように工夫しながらバランス感覚を養っていた。
  • 車の玩具を走らせ、スロープの坂道で勢いよく転がる様子を繰り返し楽しみ、速さや動きの変化を夢中で目で追いかけていた。
  • 絵本のページを器用に一枚ずつめくり、「ワンワンいた!」「りんご!」と知っている物を指差して保育者に伝え、絵と名前を一致させて楽しんでいた。
  • ボタンを押すと音楽や動物の声が鳴る玩具が大好きで、指先の力を加減しながら繰り返し操作し、自分の動きに反応して音が鳴る因果関係を面白がっていた。

2. 中月齢グループ(8月〜11月生まれ)

【時期の目安】 生後1歳1ヶ月〜1歳4ヶ月頃 【特徴】 1歳を過ぎ、独り歩きが安定して探索が活発になります。「マンマ」「ブーブー」などの一語文が出始め、指差しで意思を伝えます。手先が器用になり、積む、入れる、回すなどの操作を楽しみます。

🍼 健やかに伸び伸びと育つ(身体・健康)

Q1. 運動機能(独り歩き・バランス)は?

  • 独り歩きが始まり、両手を少し広げてバランスをとりながら、一歩ずつ踏みしめるように安定して歩くことを楽しんでいた。
  • 歩行の途中で気になる玩具を見つけると、その場にゆっくりとしゃがみ込んで拾い、再びバランスを崩さずに立ち上がるなど、下半身の筋力がついてきた。
  • 手押し車や大きな箱に手をかけ、力強く押して進むことを喜び、行き止まりになると自分で方向を変えようと試行錯誤する姿が見られた。
  • 高低差のあるマットの階段を見つけると、ハイハイで力強く登り、降りる時は保育者の見守りの中で足からお尻を下ろして慎重に降りることができていた。
  • お気に入りの音楽が流れると、その場で膝をピョコピョコと曲げ伸ばししてリズムをとり、全身を使って「楽しい」という気持ちを表現していた。

Q2. 離乳食(完了期・スプーン)の様子は?

  • 独り歩きが始まり、両手を少し広げてバランスをとりながら、一歩ずつ踏みしめるように安定して歩くことを楽しんでいた。
  • 歩行の途中で気になる玩具を見つけると、その場にゆっくりとしゃがみ込んで拾い、再びバランスを崩さずに立ち上がるなど、下半身の筋力がついてきた。
  • 手押し車や大きな箱に手をかけ、力強く押して進むことを喜び、行き止まりになると自分で方向を変えようと試行錯誤する姿が見られた。
  • 高低差のあるマットの階段を見つけると、ハイハイで力強く登り、降りる時は保育者の見守りの中で足からお尻を下ろして慎重に降りることができていた。
  • お気に入りの音楽が流れると、その場で膝をピョコピョコと曲げ伸ばししてリズムをとり、全身を使って「楽しい」という気持ちを表現していた。

Q3. 健康と清潔への意識は?

  • 戸外から戻ると自分から水道へ向かい、水の冷たさに驚きつつも、手をパチャパチャと動かして保育者と一緒に洗うことを楽しんでいた。
  • 鼻水が出て不快感を感じると、鼻を触ったり保育者の顔を覗き込んで指を差したりして、拭いてほしいというサインを出して知らせる姿があった。
  • 乾燥しやすい冬の時期、お風呂上がりや着替え時の保湿クリームを嫌がることなく、保育者に肌を撫でられる心地よさを感じながら落ち着いて塗らせていた。
  • オムツが汚れると自分から新しいオムツを棚から取ってきたり、保育者に知らせようとしたりして、清潔になることへの関心が芽生えてきた。
  • 着替えの際に保育者が袖口を広げると、自ら腕を伸ばして手を出そうと協力し、「自分で着よう」とする意欲が見られ始めた。

Q4. 睡眠のリズムは?

  • 給食をしっかり食べた後は、自然と眠そうに目をこすり、自分の布団の場所が分かると自分から横になって入眠の準備をしていた。
  • 生活リズムが安定し、午後の一定の時間にまとまって眠れるようになり、心身ともに健やかに成長している様子がうかがえた。
  • 眠りが浅くなり途中で目が覚めても、保育者が側に寄り添い優しくトントンと背中をさすることで、再び安心して深い眠りに入ることができていた。
  • 目覚めた後はすっきりと起き、側にいる保育者にニコッと微笑みかけたり抱きついたりして、情緒の安定した穏やかな目覚めを見せていた。
  • 入眠時にはお気に入りのタオルやシーツの感触を確かめるように握りしめ、自分なりの安心できるスタイルを見つけて落ち着いて眠りについていた。

Q5. 手指の発達(積む・つまむ)は?

  • 積み木を集中して2〜3個高く積み上げ、倒れずに成功すると嬉しそうにパチパチと拍手をして、達成感を保育者と分かち合っていた。
  • おやつの時間、小さなボーロを親指と人差し指で器用につまみ、落とさないように慎重に口へ運ぶなど、指先の巧緻性が高まっていた。
  • ペットボトルのキャップを掌で包むように持ち、左右にひねって回そうとするなど、手首や指先の複雑な動きに興味を持って取り組んでいた。
  • 絵本を読んでもらう際、指先を使って一枚ずつページをめくろうとし、知っている絵を見つけると「あ!あ!」と指を差して反応を楽しんでいた。
  • 箱に開いた小さな穴に、長いストローやチェーンを一本ずつ狙いを定めて落とし入れ、中へ消えていく様子を不思議そうに繰り返し楽しんでいた。

💕 身近な人と気持ちが通じ合う(愛着・対人)

Q1. 意思表示と発声は?

  • 欲しい玩具や食べ物を見つけると、力強く指を差しながら「アッアッ!」と声を出し、自分の要求を保育者に気付いてもらおうと一生懸命に訴えていた。
  • 「マンマ(食事)」「ワンワン(犬)」など、身近なものの名前を意味のある言葉として発し始め、言葉が通じた時の嬉しそうな表情が印象的だった。
  • 自分の意志がはっきりとし、遊びを切り上げたくない時や嫌なことがあると、保育者の顔を見て明確に首を横に振り、拒否の気持ちを示そうとしていた。
  • 楽しいことや心地よい刺激を受けると、喉を鳴らすように「キャッキャ」と弾んだ声を上げて笑い、全身で喜びを爆発させていた。
  • 保育者に名前を呼ばれると、「自分だ」と理解してパッと顔を輝かせ、勢いよく手を挙げたり声を返したりして、呼応する喜びを味わっていた。

Q2. 模倣とやり取りは?

  • 帰る際や散歩の出発時に「バイバイ」と声をかけられると、相手の目を見て小さな手を左右に振り返し、挨拶のやり取りを自分から楽しんでいた。
  • 四角いブロックや手近な物を耳に当て、保育者の真似をして「もしもし」と言うように首を傾げ、お喋りを楽しんでいるような仕草を見せていた。
  • 保育者が手を差し出して「ちょうだい」と言うと、一度は考えるような間を置きながらも、手に持っている物を「どうぞ」と手渡すやり取りが成立し始めていた。
  • 保育者の顔をじっと見つめ、自分から顔を隠して「いないいないばあ!」と顔を出し、保育者が笑う反応を見て満足そうに声を上げて笑っていた。
  • 嬉しいことがあった際、保育者が「上手だね」と拍手をする姿をよく見て、自分でも小さな手をパチパチと合わせて模倣し、喜びを共有しようとしていた。

Q3. 友だちへの関心は?

  • 友だちが夢中で遊んでいる玩具に興味を持ち、ハイハイや歩行で少しずつ距離を縮めて近づき、じっと観察しながら隣で遊びたい様子を見せていた。
  • 近くにいる友だちと目が合うと、嬉しそうに顔を覗き込み、ニッコリと微笑みかけるなど、同年代の友だちに対して親しみの情を表現していた。
  • 友だちの隣に座り、同じ玩具を手に取ってカチカチと鳴らしたり並べたりするなど、お互いを意識しながら過ごす「並行遊び」のような姿が見られた。
  • 泣いている友だちの声が聞こえると、遊びを止めて不思議そうにじっと見つめ、「どうしたのかな?」と思いやるような真剣な表情を浮かべていた。
  • 保育者が友だちを撫でている様子を見て、自分も真似をして友だちの頭をそっと撫でて「いいこいいこ」をしようとするなど、優しい関わりが見られた。

Q4. 愛着の深まりは?

  • 特定の保育者との信頼関係が深まり、姿が見えなくなると「どこかな?」と泣いて探し、後を追って廊下の方を覗き込むなど、後追いの姿が顕著に見られた。
  • 慣れない来客や初めて見る環境に不安を感じた際、とっさに安心できる保育者の足元にしがみつき、顔を埋めて安心を得ようとする姿があった。
  • 甘えたい気持ちになると、保育者の元へ近づいて両手を大きく広げ、「だっこして」と体全体でアピールし、抱き上げられると満足そうに体を預けていた。
  • 眠気が強くなると、吸い寄せられるように保育者の側に擦り寄り、服を掴んだり膝に乗ったりして、温もりに触れることで安心感を得ていた。
  • 登園時、保護者の腕から離れる際に少し寂しそうな顔をしても、保育者の顔を見て抱っこされると、ホッとした表情に切り替わり安心して一日をスタートさせていた。

Q5. 情緒の安定は?

  • 自分の好きな玩具や気になる仕掛けを見つけると、周囲を気にせず没頭して遊び、一定時間集中して取り組むことで情緒を安定させていた。
  • 玩具を奪い合ったり思い通りにいかなかったりして怒る場面もあったが、保育者の仲立ちや気分転換の促しを受けると、比較的早く気持ちを切り替えることができていた。
  • 遊びの合間などに、穏やかな表情で窓の外や友だちの動きをぼんやりと眺める時間があり、心のゆとりを持って周囲を観察する姿が見られた。
  • 保育者が優しく歌を歌うと、じっとその声に聞き入り、メロディに合わせて体を「ゆらゆら」と揺らしながら、リラックスしたひと時を過ごしていた。
  • 転んで痛かったり不快なことがあったりしても、保育者に優しく抱っこされるとすぐに泣き止んで落ち着き、信頼する大人の存在が最大の安心材料となっていた。

🧸 身近なものと関わり感性が育つ(環境・探索)

Q1. クリスマスの雰囲気(装飾)への反応は?

  • 保育室に飾られたクリスマスツリーのライトが点滅する様子をじっと凝視し、キラキラと輝く光の変化に喜び、「あ!あ!」と指を差して保育者に知らせていた。
  • ツリーに吊るされた色鮮やかなオーナメントに興味を持ち、伝い歩きで近づいてはそっと手を伸ばし、揺れる様子や光の反射を不思議そうに確かめていた。
  • 壁に貼られたサンタクロースやトナカイの絵を見つけると、親しみを感じたように「あ!」と明るい声を上げ、笑顔で指を差して行事の雰囲気を楽しんでいた。
  • 鈴の音が入ったクリスマスの音楽が流れてくると、お座りの姿勢で体を上下にピョコピョコと揺らし、リズムを感じながら全身で楽しさを表現していた。
  • 登園のたびに保育室の壁面飾りが増えたり変わったりすることに敏感に気づき、不思議そうな表情で周囲をじっくりと見渡して環境の変化を探索していた。

Q2. 素材や感触への興味は?

  • 新聞紙遊びでは、両手に力を込めて「ビリビリ」と破り、裂ける時に鳴る爽快な音や指先に伝わる抵抗感を全身で楽しんでいた。
  • 散歩で拾った松ぼっくりのゴツゴツとした硬い感触を掌で転がして確かめ、隙間に指を入れようとするなど自然物の形状に強い興味を示していた。
  • 制作で使うふわふわとした綿に触れると、その柔らかさに驚き、自分の頬にそっと当ててうっとりとした表情を見せるなど、素材の質感に癒やされていた。
  • 冬の朝、冷たく冷えた窓ガラスに偶然触れると、その鮮烈な冷たさに「はっ」と驚いた顔をして手を引っ込め、再び恐る恐る触れて温度を確かめていた。
  • 砂場でさらさらとした砂を握り、指の間からこぼれ落ちていく様子をじっと見つめ、物の重さや形がなくなる不思議さを視覚的に捉えていた。

Q3. 玩具の操作・探索は?

  • 振ると音が鳴る玩具を両手でしっかりと持ち、勢いよく振って自分なりにリズムをとり、自分の動きで音が変化することを繰り返し楽しんでいた。
  • 箱の蓋が開くことに気づくと、夢中で開け閉めを繰り返し、中に入っている玩具を一つずつ丁寧に取り出しては広げるなど、空間の広がりを確かめていた。
  • 転がるボールを追いかけてハイハイや伝い歩きで活発に移動し、両手で捕まえた時の達成感を「あー!」という歓声で表現していた。
  • 鏡の裏側に何があるのか気になり、横から覗き込んだり手を回したりして、鏡に映る世界と現実の仕組みを自分なりに解明しようとする知的な姿が見られた。
  • 紐を引っ張ると付いてくる玩具を操作し、自分が動かすことで物が移動する因果関係を面白がり、何度も紐を握り直しては歩き回っていた。

Q4. 戸外・自然への反応は?

  • 公園の落ち葉が敷き詰められた場所を歩き、足元から鳴る「カサカサ」という音や、踏んだ時の弾力のある感触に目を輝かせて繰り返し歩いていた。
  • 冬の冷たい風が急に吹くと、目を細めて風の勢いを感じたり、保育者にしがみついたりして、目に見えない「風」という自然現象に驚きと興味を示していた。
  • 散歩車から遠くにいる犬を見つけると、いち早く気づいて「わんわん」と発声しながら一生懸命に指を差し、保育者に発見を共有しようとしていた。
  • 澄み渡った冬の空を見上げ、白い雲の動きや遠くを飛ぶ鳥、飛行機の音に反応して首を長く伸ばして探し、広い世界への関心を広げていた。
  • 園庭の土に触れ、夏とは違う「ひんやり」とした土の冷たさを感じ取り, 掌で土を叩いたり握ったりして冬の地面の感触を確かめていた。

Q5. 音や光への反応は?

  • 自分の手にあった小さな鈴を振って鳴らし、澄んだ音が出ることを楽しんだり、ピアノの音に合わせて鳴らしたりして、「音を出す」主体性を発揮していた。
  • 保育者が懐中電灯の光を壁に当てると、動く光の玉を不思議そうに目で追いかけ、ハイハイで光を捕まえようとするなど、視覚的な刺激に敏感に反応していた。
  • オルゴールの優しくゆったりとした音色が聞こえてくると、それまでの活発な動きを止めて静かに耳を傾け、リラックスした穏やかな表情を見せていた。
  • 玩具をわざと床に落とし、プラスチックの「カチャン」や布の「フワッ」という音の違いを耳で聞き分け、物の素材による音の変化を楽しんでいた。
  • 隣の友だちが声を上げたり笑ったりすると、すぐに反応してそちらを向き、相手の顔を覗き込んでコミュニケーションのきっかけを探そうとしていた。

3. 低月齢グループ(12月〜3月生まれ)

【時期の目安】 生後9ヶ月〜1歳0ヶ月頃 【特徴】 1歳のお誕生日を迎える子が増えます。つかまり立ちや伝い歩きが盛んになり、ハイハイと組み合わせて移動します。離乳食は3回食(後期〜完了期移行)になり、手づかみ食べの意欲が旺盛になります。

🍼 健やかに伸び伸びと育つ(身体・健康)

Q1. 運動機能(つかまり立ち・伝い歩き)は?

  • 伝い歩きが非常にスムーズになり、棚に置かれたお目当ての玩具を見つけると、両手でしっかりと体を支えながら横歩きで移動し、手を伸ばして取ろうとする意欲が見られた。
  • つかまり立ちの姿勢から、ふとした瞬間に片手を離して立ち、数秒間バランスを保つなど、足腰の筋力と平衡感覚が著しく発達してきている。
  • 四つ這い(ハイハイ)のスピードが増し、冬の厚着の中でも身軽に方向転換をしながら、広い室内を端から端まで活発に移動して探索を楽しんでいた。
  • お座りの姿勢が安定し、気になるものを見つけるとお尻をずらして移動(いざり這い)したり、そこからスムーズにハイハイへ移行したりと、自分の思い通りに動ける喜びを味わっていた。
  • 好きなリズムの曲が流れると、座ったまま腰や膝をピョコピョコと上下に揺らし、全身を使って音の心地よさを表現していた。

Q2. 離乳食(後期・手づかみ)の様子は?

  • 自分で食べたいという意欲が非常に強く、配膳されると自ら手を伸ばし、一口大の食材を指先で上手につまんで口へ運ぶ「手づかみ食べ」を存分に楽しんでいた。
  • 離乳食後期(カミカミ期)の適度な固さがある食材も、前歯や歯茎を使ってモグモグとリズムよく噛み潰し、素材の味を確かめるようにして味わって食べていた。
  • ストローを使っての水分補給が安定し、自分でマグの両端を持って適量を吸い込み、「ごくごく」と音を立てて美味しそうに飲む姿が見られた。
  • 保育者がスプーンで介助しようとすると自分でもスプーンを握ろうとし、食べ物を掬い上げる動作を真似るなど、道具を使うことへの知的好奇心が見られ始めた。
  • 離乳食3回食のリズムが定着したことで、食事の時間を心待ちにするようになり、意欲的に完食して満足感を得る経験を積み重ねていた。

Q3. 快・不快の表現は?

  • オムツが濡れた不快感に敏感になり、遊んでいる最中でも活動を止めて泣いたり、保育者の顔を見つめて訴えたりして、清潔にしてもらいたい気持ちを伝えていた。
  • 鼻水が出ると息苦しさや不快感から鼻を触ったり、保育者に顔を寄せて「拭いて」というような表情を見せたりして、自ら不快を解消しようとする動きが見られた。
  • 眠気が強くなると目をこすったりぐずったりし、保育者に抱っこされて背中をトントンとされると、安心してすぐに体の力を抜いて落ち着く姿があった。
  • 抱っこされた際の保育者の温もりや腕の安定感を心地よく感じ、身を委ねてリラックスしたり、優しく微笑みかけたりして、心の充足を表現していた。
  • 空腹を感じると調理室の音や香りに反応し、「あーあー!」と声を上げて食事を催促するなど、生理的な欲求をはっきりとしたサインで保育者に伝えていた。

Q4. 手指の発達(つまむ・打ち合わせる)は?

  • 指先の巧緻性が高まり、小さな玩具や布絵本の仕掛けを親指と人差し指で上手につまみ上げ、細かな部分までじっくりと観察しながら遊ぶ姿が見られた。
  • 両手に一つずつブロックを持ち、「カチカチ」と打ち合わせて音が出ることを楽しみ、自分の動きで音色が生まれる因果関係を面白がっていた。
  • 紐のついた玩具を操作し、指先でしっかりと紐を掴んで手元に引き寄せたり、動く様子を目で追ったりして、手指と視覚を連動させて遊んでいた。
  • 玩具を箱の中に入れようと手を伸ばし、離すタイミングを調整しながら一つずつ丁寧に入れようとするなど、目的を持った手指のコントロールが見られた。
  • お気に入りのタオルや保育者の衣服を小さな手でギュッと掴み、握力も逞しくなったことで、納得するまで離さずに感触を確かめようとしていた。

Q5. 健康状態は?

  • 冬の空気の乾燥から肌荒れを起こしやすいため、保育者の保湿ケアを落ち着いて受け、しっとりとした肌の状態を保ちながら健康に過ごすことができていた。
  • 鼻水が出る場面もあったが、家庭と連携して吸引を行ったり、こまめに拭き取ったりすることで、呼吸が楽になり機嫌よく活動することができていた。
  • 便秘気味な時にはこまめな水分補給や腹部のマッサージを行い、生理的な不快感を和らげることで、食欲や睡眠のリズムを崩さずに過ごせた。
  • 月齢相応に体重が順調に増加し, 全身の肉付きも良くなって、つかまり立ちを支える体がよりしっかりとしてきたことに成長を感じた。
  • 室内外の寒暖差で汗をかいた際には、速やかに衣服を調整して着替えることで、冷えを防ぎ清潔で心地よい状態を維持するよう配慮した。

💕 身近な人と気持ちが通じ合う(愛着・対人)

Q1. 愛着形成(後追い・人見知り)は?

  • 特定の保育者との信頼関係が深まり、姿が少しでも見えなくなると「どこ?」と探し回って泣いたり、ハイハイで後を追ったりして、愛着の深さを素直に表現していた。
  • 初めて見る実習生や来客に対しては、じっと顔を見つめて固まーターり、保育者の背中に顔を隠したりして、安心できる場所を確認しようとする「人見知り」の反応が見られた。
  • 担任に抱っこされると、それまでの不安そうな表情がパッと明るくなり、ギュッとしがみついて自分の定位置であるかのように安心して身を預けていた。
  • 来客に驚いて泣いてしまう場面もあったが、信頼する保育者が側にいて声をかけ続けると、徐々に落ち着きを取り戻して再び玩具に手を伸ばす心の逞しさが見られた。
  • 甘えたい時や不安な時に保育者が近づくと、満面の笑みで両手を大きく広げ、「だっこ!」と体全体でアピールして愛着を求めていた。

Q2. 発声とコミュニケーションは?

  • 「ダダダ」「マムマム」といった音節のはっきりとした喃語(なんご)を盛んに発し、まるでお喋りを楽しんでいるかのように保育者に視線を送って語りかけていた。
  • 遠くからでも自分の名前を呼ばれると、即座に反応してパッと笑顔で振り向き、保育者との心の繋がりを確認して喜ぶ姿が見られた。
  • 保育者が優しくあやしたり、お腹をこちょこちょとくすぐったりすると、「キャッキャ」と弾んだ声を上げて笑い、全身を弾ませて楽しさを表現していた。
  • 鏡に映る自分と背後にいる保育者の姿を見比べ、鏡の中の保育者に笑いかけたり不思議そうに触れたりして、自己と他者の認識を深める時間を楽しんでいた。
  • 好きなリズムの曲に合わせて、お座りの姿勢で手を「パチパチ」と合わせたり、手を振ったりするような仕草を見せ、音を通したやり取りを楽しんでいた。

Q3. 模倣とやり取りは?

  • 散歩の出発時などに保育者が「バイバイ」と手を振ると、じっとその動きを観察し、自分も小さな手を一生懸命に動かして振り返そうとする模倣の芽生えが見られた。
  • 保育者が「上手だね」と言って拍手をすると、自分も真似をして掌を合わせようとし、音が鳴ると驚きと喜びの入り混じったような表情で何度も繰り返していた。
  • 保育者が「ちょうだい」と手を差し出すと、一度は考え込むような間を置いてから、手に持っている玩具をそっと手渡すという双方向のやり取りが成立し始めていた。
  • 「いないいないばあ」遊びでは、保育者の顔が隠れるのをワクワクした表情で待ち、顔が見えた瞬間に「アッ!」と声を上げて大笑いし、期待通りの展開を楽しんでいた。
  • 保育者がゆっくりと話しかけると、その口元の動きを全神経を集中させて見つめ、自分も「アー」「ウー」と声を返して応えようとする真剣な姿があった。

Q4. 友だちへの関心は?

  • 近くで友だちが活発に遊んでいる様子を、遊びの手を止めてじっと見つめ、他者の動きや発する声に対して強い興味を示していた。
  • 友だちが手に持っている色鮮やかな玩具が気になり、ハイハイで近寄ってそっと手を伸ばし、感触を確かめたり一緒に触れようとしたりする姿が見られた。
  • 友だちがケラケラと楽しそうに笑い出すと、その場の明るい雰囲気を察して自分もつられてニコニコと笑い、感情を共有する心地よさを感じていた。
  • 活発に移動する友だちの後を追うようにハイハイで追いかけ、まるで「待って!」と言うように声を出しながら、他者と一緒に動くことを楽しんでいた。
  • 友だちの頬や手をそっと触ろうとし、自分とは違う「誰か」の温もりや感触を確かめようとするピュアな好奇心が育っていた。

Q5. 情緒の安定は?

  • お気に入りの音の鳴る玩具や布絵本を手に持つと、保育者の側で安心して一人遊びに没頭し、一定時間集中して取り組むことで情緒の安定を図っていた。
  • 眠気が強くなりぐずりそうになると、自ら指を吸ったり保育者の服を掴んだりして、自分なりに気持ちを落ち着かせようとする仕草が見られた。
  • 室内遊び中、少し離れた場所から保育者の優しい声が聞こえてくると、それだけで安心したように泣き止んで声の主を探し、再び遊びに戻る姿があった。
  • 抱っこされると保育者の胸に顔をうずめて擦り寄せ、大好きな大人の匂いや温もりを全身で感じながら、深い安心感を得て甘えていた。
  • お座りの姿勢で、窓の外を飛ぶ鳥や友だちの動きを穏やかな表情でじっくりと観察し、心のゆとりを持って周囲の世界を受け入れていた。

🧸 身近なものと関わり感性が育つ(環境・探索)

Q1. クリスマスの雰囲気への反応は?

  • 保育室に飾られたクリスマスツリーのライトが規則的に点滅する様子を、瞬きも忘れるほどじっと凝視し、光の不思議な変化を静かに見つめていた。
  • 赤い服を着たサンタクロースの人形に強い興味を示し、ハイハイで近づいてはそっと手を伸ばし、ヒゲの感触や服の色を確かめようとしていた。
  • 鈴の音色が入ったクリスマスのメロディが流れてくると、嬉しそうに手足をバタバタと動かしたり、お座りの姿勢で弾んだりして、独特のリズムを楽しんでいた。
  • ツリーに吊るされたモールやオーナメントのキラキラとした光沢に目を輝かせ、光が反射するたびに「あ!あ!」と声を上げて保育者に発見を伝えていた。
  • 登園のたびに保育室の装飾が増え、華やかになっていく雰囲気を察し、不思議そうな表情で部屋中をキョロキョロと見渡して探索を楽しんでいた。

Q2. 手や口での確認(舐める・振る)は?

  • 手に取った玩具をまずは口へ運び、舌や唇でその形や固さを入念に確かめることで、「これは何だろう?」と物体としての性質を深く探索していた。
  • 持ちやすい形状のガラガラを力一杯振り、自分の手の動きに合わせて音が鳴る因果関係に気づくと、満足そうな表情で何度も繰り返して音を楽しんでいた。
  • 柔らかいガーゼやタオルの端を指先でギュッと握りしめ、吸い付くような感触や肌触りを確かめながら、お気に入りの感触を見つけて落ち着く姿が見られた。
  • 仰向けやうつ伏せの状態で、目の前のプレイジムの玩具を足で器用に蹴り、大きく揺れる動きや触れ合う音をじっと見つめて面白がっていた。
  • ティッシュペーパーの箱に興味を持ち、指先を細かく動かして中身を次々と引っ張り出し、紙が溢れていく様子やカサカサという音の連鎖を楽しんでいた。

Q3. 音や光への反応は?

  • 澄んだ鈴の音色が聞こえてくると、遊びの手を止めて即座に反応し、音のする方向へ首を動かして「どこで鳴っているのかな?」と音源を探していた。
  • 冬の澄んだ日差しが窓から差し込み、床に光の模様ができると、目を細めて眩しそうにしながらも、動く光に手を伸ばして捕まえようとしていた。
  • 扉の閉まる音や大きな物音に敏感に反応し、驚いて肩を「ビクッ」とさせ、不安そうに保育者の顔を見て安心を確認しようとする姿が見られた。
  • 玩具からメロディが流れ出すとパッと顔を向け、その音色に誘われるようにハイハイで近寄り、音の出る仕組みを覗き込むようにして観察していた。
  • 保育者が優しく歌を歌い始めると、心地よい声のトーンに合わせてゆったりと体を揺らし、声の響きを全身でリラックスして受け止めていた。

Q4. 玩具への興味は?

  • ボタンを押すと音が鳴ったり光ったりする玩具を「不思議だな」という表情で見つめ、人差し指で何度もボタンを押しては、反応が返ってくることを楽しんでいた。
  • 布製玩具のしっとりと柔らかい感触を好み、掌全体で握りつぶしたり顔を寄せたりして、素材から得られる安心感と心地よさを十分に味わっていた。
  • 目の前を転がるボールの動きを視線で追いかけ、捕まえようとして一生懸命にハイハイで追いかけ、目標に到達すると「あ!」と声を上げて喜んでいた。
  • 玩具についている小さな鏡に映る自分の顔をじっと見つめ、自分が動くと鏡の中の自分も動く様子に興味を持ち、何度も顔を近づけたり離したりしていた。
  • おきあがりこぼしを掌でポンと押し、不規則に揺れながら再び起き上がる様子を面白がり、倒れても戻ってくる不思議な動きを繰り返し観察していた。

Q5. 探索の広がりは?

  • つかまり立ちができるようになったことで視線がぐんと高くなり、棚の上の玩具までよく見えるようになると、一生懸命に背伸びをして新しい発見を楽しんでいた。
  • カーテンや布の後ろに隠れる楽しさに気づき、保育者に「ばあ!」と顔を見せると、見つかった喜びでキャッキャ e 弾んだ笑い声を上げていた。
  • 布製のトンネルを見つけると迷わず中へ入り込み、出口を目指してハイハイでくぐることで、空間の繋がりや奥行きを全身で確かめる遊びに夢中になっていた。
  • 蓋付きの箱を器用に開け、中に入っている玩具を一つずつ丁寧に取り出したり覗き込んだりして、「何が入っているかな?」と期待を持って探索していた。
  • 保育者が布の下に玩具を隠すと、どこへ消えたか探し、布を力強くめくって中から現れる玩具を見つけると、誇らしげに保育者と顔を見合わせていた。

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