0歳児クラスの7月は、本格的な夏を迎え、水を使った遊びや沐浴が始まります。 水の冷たさや感触を肌で感じ、開放的な気分を味わう時期です。一方で、暑さによる疲れや、あせも・トビヒなどの皮膚トラブルも起きやすいため、細やかな健康観察とケアが欠かせません。
7月の特徴と観察ポイント(クラス全体)
クラスにとってどんな時期?
月齢や体調に合わせて、沐浴、タライでの水遊び、シャワーなど、個別の対応を行います。 水面を叩いてしぶきを上げたり、カップで水をすくったりと、水の性質に触れる探索活動が盛り上がります。室温・湿度の調整をこまめに行い、水分補給を十分にするなど、熱中症対策を徹底する時期です。
1. 高月齢グループ(4月〜7月生まれ)
【時期の目安】 生後11ヶ月〜1歳3ヶ月頃 【特徴】 独り歩きが安定し、探索範囲がさらに広がります。水遊びでは、道具(ジョウロやカップ)を使って遊ぶ姿が見られます。言葉の理解が進み、簡単な指示(「ナイナイして」など)に応じようとします。
🍼 健やかに伸び伸びと育つ(身体・健康)
Q1. 水遊び・身体活動の様子は?
- 水面を手で叩き、水しぶきが顔にかかっても平気だった。
- ジョウロの水を掴もうとして、手を伸ばしていた。
- 音楽に合わせて体を揺らし、屈伸運動をしていた。
- 手を離して歩く距離が伸び、方向転換もできていた。
- 沐浴後、さっぱりして機嫌よく水分補給をしていた。
Q2. 食事(完了期・意欲)は?
- スプーンを使い、すくおうとする仕草が見られた。
- 手づかみ食べで、一口量を調整しながら食べていた。
- コップを両手で持ち、適量を飲もうとしていた。
- 「マンマ」と言って、食事の準備を急かしていた。
- 暑さで食欲が落ちたが、好きなメニューは完食した。
Q3. 睡眠と生活リズムは?
- 水遊びの疲れから、給食中に眠そうにしていた。
- 布団に入ると、短時間で入眠し熟睡していた。
- 起きた後、機嫌よく保育者に抱きついてきた。
- 汗をかいて目覚めたが、着替えるとまた遊び始めた。
- 一定の時間に排便するリズムがついてきた。
Q4. 手指の操作(つまむ・積む)は?
- 積み木を2〜3個積み上げ、崩れるのを楽しんだ。
- 親指と人差し指で、小さなシールをつまんでいた。
- ボタン(大きめ)に興味を持ち、触っていた。
- ファスナーを上下に動かすことを楽しんでいた。
- ペンを持って、紙になぐり書きをしていた。
Q5. 発語と理解は?
- 「ワンワン」「ブーブー」などの一語文が出ていた。
- 名前を呼ばれると、「ハーイ」と元気に返事をした。
- 「おいで」と言うと、ニコニコして近づいてきた。
- 保育者の言葉を真似して、声を出していた。
- 簡単な指示(「座って」など)を理解し、行動していた。
💕 身近な人と気持ちが通じ合う(愛着・対人)
Q1. 言葉とやり取り(指差し・発語)は?
- 「ワンワン、いた」など、指差しと言葉で伝えていた。
- 名前を呼ばれると、手を挙げて「ハーイ」と言った。
- 絵本を持ってきて、膝の上で読んでほしがった。
- 「ちょうだい」と言うと、どうぞと渡してくれた。
- 保育者の真似をして、電話を耳に当てていた。
Q2. 友だちへの関心は?
- 友だちが水遊びをするのを見て、近づいていった。
- 友だちの玩具を欲しがり、手を伸ばしていた。
- 泣いている友だちの顔を、覗き込んでいた。
- 並んで座り、顔を見合わせて笑っていた。
- 友だちの後をついて歩き、真似っこをしていた。
Q3. 意思表示と感情は?
- 嫌なことがあると、首を横に振って拒否した。
- 欲しいものを指差し、強い声で要求した。
- 嬉しい時に、手を叩いて喜びを表現した。
- 抱っこを求めて、両手を広げていた。
- 自分の気持ちが伝わると、満足そうな顔をした。
Q4. 集団の中での姿は?
- 朝の会で、座って保育者の話を聞こうとしていた。
- 友だちが集まっている場所へ、自分から入っていった。
- 手遊びが始まると、真似をして手を動かした。
- 友だちと同じ玩具で遊びたがった。
- 給食の歌に合わせて、手を叩いていた。
Q5. 愛着の安定は?
- 登園時、泣かずに保育者に抱っこされた。
- 不安な時、担任の姿を探していた。
- 遊びながら、時々保育者の顔を確認していた。
- 眠くなると、保育者に寄りかかって甘えた。
- 笑顔が多く、安心して過ごしていた。
🧸 身近なものと関わり感性が育つ(環境・探索)
Q1. 水や素材への興味は?
- ペットボトルのシャワーに手をかざしていた。
- 水に浮く玩具を、指先でつついて沈めようとした。
- 氷を触り、冷たさに驚いて手を引っ込めた。
- 濡れた服の感触を気にしていた。
- 砂場遊びで、砂を握ったり撒いたりしていた。
Q2. 探索活動の広がりは?
- 部屋の隅々まで歩き、新しい玩具を探していた。
- 高い棚の上にあるものが気になり、背伸びをした。
- 玩具箱をひっくり返し、中身を出していた。
- 扉の開け閉めを繰り返し、仕組みを確かめた。
- 隙間に玩具を入れ、どこに行ったか探していた。
Q3. 音やリズムへの反応は?
- セミの鳴き声に気づき、窓の外を見ていた。
- 雷の音に驚き、保育者にしがみついた。
- 音楽に合わせて、体を揺らして楽しんだ。
- 玩具を床に打ち付け、音が出るのを楽しんだ。
- 保育者の歌に合わせて、手拍子をしていた。
Q4. 玩具の操作は?
- 蓋を開け閉めし、中身が見えることを楽しんだ。
- ボタンを押すと音が鳴ることに気づき、繰り返した。
- ボールを転がして、追いかけていた。
- 電話の玩具を耳に当て、話す真似をした。
- 車の玩具を走らせて遊んでいた。
Q5. 自然物への興味は?
- 散歩車から、犬や猫を見つけて指差した。
- 葉っぱが風に揺れるのを、じっと見ていた。
- アリの動きを目で追い、触ろうとした。
- 花の色に興味を持ち、手を伸ばしていた。
- 空の雲を見て、指差しをしていた。
2. 中月齢グループ(8月〜11月生まれ)
【時期の目安】 生後8ヶ月〜11ヶ月頃 【特徴】 ハイハイや伝い歩きが活発になります。水遊びでは、座ってパチャパチャと水面を叩いたり、玩具を口に入れたりして確かめます。人見知りや後追いが続く子もおり、特定の保育者との関わりを求めます。
🍼 健やかに伸び伸びと育つ(身体・健康)
Q1. 運動機能(ハイハイ・つかまり立ち)は?
- ハイハイで段差を乗り越え、活発に移動していた。
- つかまり立ちをして、片手を離して遊んでいた。
- 伝い歩きで、欲しい玩具の場所まで移動した。
- 腹ばいからお座り、つかまり立ちへと姿勢を変えた。
- 沐浴で体を洗ってもらい、気持ちよさそうにしていた。
Q2. 離乳食(後期・カミカミ期)の様子は?
- 歯茎で噛める固さのものを、モグモグ食べていた。
- 手づかみ食べに興味を持ち、手を伸ばしていた。
- ストロー飲みが上手になり、麦茶を飲んでいた。
- 食事の好みがはっきりし、嫌なものは口を閉じた。
- スプーンを持たせると、嬉しそうに振っていた。
Q3. 夏の健康管理(あせも・水分)は?
- 汗をかきやすいため、着替えや清拭をこまめにした。
- オムツかぶれを防ぐため、シャワーで洗った。
- 鼻水が出ていたが、吸引してすっきりさせた。
- 水分補給を喜び、マグを自分で持っていた。
- 睡眠のリズムが整い、午後にまとめて寝ていた。
Q4. 手指の発達(掴む・渡す)は?
- 親指と人差し指で、小さな物を掴もうとした。
- 左右の手で玩具を持ち替えることができた。
- 「ちょうだい」と言うと、手渡そうとする仕草が見られた。
- 紐を引っ張り、玩具を手繰り寄せていた。
- 食べこぼしを指でつまみ、口に入れようとした。
Q5. 清潔への意識は?
- オムツが濡れると、泣いて不快感を訴えた。
- 手を拭いてもらう時、手を差し出していた。
- 食後、口の周りを拭いてさっぱりした。
- 沐浴中、お湯をかけられて喜んでいた。
- 着替えの際、袖に手を通そうと協力した。
💕 身近な人と気持ちが通じ合う(愛着・対人)
Q1. 愛着形成(後追い・甘え)は?
- 姿が見えなくなると泣いて後追いをした。
- 担任に抱っこされると、安心してしがみついた。
- 「抱っこ」と両手を広げてアピールしていた。
- 人見知りで泣いたが、慣れると笑顔を見せた。
- 眠くなると保育者に寄りかかり、甘えていた。
Q2. 模倣と発声は?
- 「パチパチ」や「バイバイ」の真似をしていた。
- 名前を呼ぶと、振り返って笑顔を見せた。
- 「ダダ」「マンマン」などの喃語でおしゃべりしていた。
- 音楽に合わせて、体を揺らして喜んでいた。
- 鏡に映る自分と保育者を見て、笑っていた。
Q3. 大人とのやり取りは?
- 「いないいないばあ」をして、期待して待っていた。
- くすぐり遊びをすると、声を上げて笑った。
- 玩具を落として、拾ってもらうのを待っていた。
- 話しかけると、じっと目を見て聞いていた。
- 抱っこされると、顔を擦り寄せて甘えた。
Q4. 友だちへの関心は?
- 友だちが近づくと、触ろうとして手を伸ばした。
- 友だちの持っている玩具を目で追っていた。
- 友だちが笑うと、つられて笑っていた。
- ハイハイで友だちの後を追いかけていた。
- 友だちの顔をじっと見つめていた。
Q5. 情緒の安定は?
- 好きな玩具を持つと、一人遊びを楽しんでいた。
- 眠くなると指しゃぶりをして、落ち着こうとした。
- 保育者の声が聞こえると、泣き止んで探した。
- 朝の分離時、泣いてもすぐに立ち直っていた。
- 穏やかな表情で、周囲を観察していた。
🧸 身近なものと関わり感性が育つ(環境・探索)
Q1. 物への関わり(叩く・落とす)は?
- 玩具を床に打ち付け、音を楽しんでいた。
- 握った玩具を、わざと落として反応を見ていた。
- 箱から玩具を出し、空っぽにしていた。
- 布をめくって、隠れた玩具を見つけた。
- 引っ張ると動く玩具を、ハイハイで追いかけた。
Q2. 水や音への反応は?
- タライの水を手のひらで叩き、しぶきを浴びた。
- ジョウロから出る水を、不思議そうに見ていた。
- セミの鳴き声に気づき、キョロキョロしていた。
- 水鉄砲の水がかかり、驚いて泣いてしまった。
- 濡れたタオルを握り、感触を確かめていた。
Q3. 手指の操作(つまむ・めくる)は?
- 両手に玩具を持ち、カチカチと打ち合わせていた。
- ティッシュや布を引っ張り出し、遊んでいた。
- 穴や隙間に指を入れ、感触を確かめていた。
- 絵本のページをめくろうとしていた。
- シールを剥がそうと、指先を使っていた。
Q4. 探索活動の広がりは?
- ずり這いで、部屋の隅まで移動していた。
- 鏡に映る自分を叩いたり、舐めたりしていた。
- 箱の中身を覗き込み、手を入れていた。
- カーテンの後ろに隠れて遊んでいた。
- 高いところにある玩具を取ろうと、手を伸ばしていた。
Q5. 玩具の操作は?
- 玩具を落として、落ちる様子を見ていた。
- 紐を引っ張り、玩具を手繰り寄せていた。
- おきあがりこぼしを押して、揺れるのを見ていた。
- 音の出る玩具を振り、リズムをとっていた。
- ボールを転がそうとしていた。
3. 低月齢グループ(12月〜3月生まれ)
【時期の目安】 生後4ヶ月〜7ヶ月頃 【特徴】 首がすわり、寝返りやお座り(支えあり)ができるようになります。暑さで体調を崩しやすい時期なので、機嫌や食欲の変化に注意が必要です。沐浴で汗を流し、心地よさを味わいます。
🍼 健やかに伸び伸びと育つ(身体・健康)
Q1. 身体の動き(寝返り・お座り)は?
- 寝返りがスムーズになり、コロコロと移動していた。
- 腹ばいで手足をバタつかせ、飛行機のポーズをした。
- 保育者の膝の上で、安定して座っていられた。
- 足を持って舐めるなど、自分の体を認識していた。
- 腹ばいでおもちゃに手を伸ばし、取ろうとした。
Q2. 離乳食(初期・中期)と授乳は?
- スプーンの感触に慣れ、上手にゴックンしていた。
- 新しい食材を口にし、不思議そうな顔をした。
- 授乳のリズムが整い、一度に飲む量が増えた。
- ミルクを見せると、手足を動かして喜んだ。
- 暑さで飲む量が減ったが、回数を増やして対応した。
Q3. 快・不快の表現(夏)は?
- 汗をかいて不機嫌だったが、沐浴すると機嫌が直った。
- オムツ交換でさっぱりすると、声を出して笑った。
- 室温が高いとぐずり、空調調整で落ち着いた。
- 眠い時に目をこすり、泣いて訴えていた。
- 便秘気味だったが、マッサージで解消した。
Q4. 睡眠のリズムは?
- 午前寝と午後寝の2回、まとまって眠っていた。
- 抱っこで入眠し、布団に置いても起きなかった。
- 夕方になるとぐずりやすかったが、抱っこで落ち着いた。
- 指しゃぶりをして、自分で入眠しようとしていた。
- 授乳後、満足してそのまま眠ることがあった。
Q5. 手指の発達(掴む)は?
- 目の前の玩具に手を伸ばし、掴むことができた。
- 衣服やタオルを掴んで、離さなかった。
- 握らせたガラガラを、しばらく持っていられた。
- 両手を胸の前で合わせ、遊んでいた。
- 指を口に入れ、感触を確かめていた。
💕 身近な人と気持ちが通じ合う(愛着・対人)
Q1. 視線と応答(あやし笑い)は?
- あやすと声を上げて笑い、全身で喜びを表現した。
- 目が合うと、ニコッと社会的微笑を返した。
- 抱っこされると、保育者の顔をじっと見つめた。
- こちょこちょ遊びを喜び、期待して待っていた。
- 話しかけると、「アー」「クー」と答えていた。
Q2. 愛着の深まりは?
- 泣いていても、担任の声を聞くと泣き止んだ。
- 抱っこを求めて、体を寄せてきた。
- 特定の保育者を視線で追いかけていた。
- 抱き心地が良いと、安心してすぐに眠った。
- 近くにいる友だちの存在に気づき、見ていた。
Q3. 声への反応は?
- 名前を呼ばれると、反応して手足を動かした。
- 優しい声色で話しかけると、微笑んだ。
- 大きな物音に驚き、ビクッとしていた。
- 歌声が聞こえると、じっと聞き入っていた。
- 人の声がする方向を向こうとしていた。
Q4. スキンシップは?
- 頬ずりをすると、嬉しそうに笑った。
- ベビーマッサージで、リラックスしていた。
- 手足を優しく触られると、喜んでいた。
- 抱っこで背中をさすられると、安心した。
- 肌と肌が触れ合う感触を好んでいた。
Q5. 人への関心は?
- 抱っこされている友だちを見ていた。
- 鏡に映る人を見て、反応していた。
- 保育者の顔を触ろうと手を伸ばした。
- 近くにいる友だちの方を向いていた。
- 人の声がすると、そちらを見ていた。
🧸 身近なものと関わり感性が育つ(環境・探索)
Q1. 手や口での確認(舐める・掴む)は?
- 目の前の玩具に手を伸ばし、掴んで口に入れた。
- 自分の足の指を舐め、感触を確かめていた。
- ガーゼやタオルを握りしめ、安心していた。
- 左右の手で玩具を持ち替えようとしていた。
- プレイジムの揺れる玩具を、手で叩いた。
Q2. 水や外気への反応は?
- 沐浴のお湯に浸かり、手足をリラックスさせた。
- お湯のチャプチャプという音に耳を傾けた。
- 窓の外の光や風の動きを、目で追っていた。
- 玩具のガラガラの音に反応し、顔を向けた。
- テラスで外気浴をし、心地よい風を感じていた。
Q3. 音や光への反応は?
- オルゴールの音が鳴ると、静かになり聴いていた。
- 窓からの光が眩しいと、目を細めていた。
- 雨音などの環境音に反応し、キョロキョロしていた。
- ガラガラの音のする方へ、顔を向けていた。
- 自分の出す声(奇声など)を楽しんで聞いていた。
Q4. 玩具への興味は?
- 赤や黒などのコントラストの強い色を見ていた。
- 布製玩具の柔らかい感触を楽しんでいた。
- メリーが回るのを、飽きずに見ていた。
- 音の出る玩具に、興味を示していた。
- 玩具が近づくと、口を開けて待っていた。
Q5. 探索の始まりは?
- 周囲を見回し、興味のあるものを探していた。
- 手足をバタつかせ、偶然触れたものの感触を知った。
- 自分の体(手足)を認識し始めた。
- 抱っこで視点が変わると、キョロキョロしていた。
- 目の前のものが動くと、目で追っていた。



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