保育所保育指針には保育の方法まで書いてあります。その保育の方法は、全部で6つ。
さて、どんな事が書いてあるのでしょう。一つずつ見ていきましょう。
「5つ目」
☆ 子どもが自発的・意欲的に関われるような環境を構成し、子どもの主体的な活動や子ども相互の関わりを大切にすること。特に、乳幼児期にふさわしい体験が得られるように、生活や遊びを通して総合的に保育すること。
遊びには、子どもの育ちを促す様々な要素が含まれている。
子どもは遊びに没頭し、自ら遊びを発展させていきながら、思考力や企画力、想像力等の諸能力を確実に伸ばしていくとともに、友達と協力することや環境への関わり方なども多面的に体得していきます。
ただし・・・遊びの効用はこうしたことに限定されるものではない。
遊びは、それ自体が目的となっている活動であり、遊びにおいては、何よりも「今」を十分に楽しむことが重要である。
育つ事に重点を置きすぎると、何とかしてこの活動を育ちにつなげなくてはならないと考えてしまい、「今」を十分に楽しむ事が出来なくなってしまう。 また、短期的な結果を重視したり、子どもの活動が特定の知識・能力の習得に偏ったりすることがないよう留意する必要がある。
子どもは時が経つのも忘れ、心や体を動かして夢中になって遊び、充実感を味わう事が大切。
そうした遊びの経験における満足感や達成感、時には疑問や葛藤が、更に自発的に身の回りの環境に関わろうとする意欲や態度の源となる。
子どもの発達は、様々な生活や遊びの経験が相互に関連し合い、積み重ねられていくことにより促される。
また、ある一つの生活や遊びの体験の中でも、様々な発達の側面が連動している。
子どもの諸能力は生活や遊びを通して別々に発達していくのではなく、相互に関連
し合い、総合的に発達していく。
こうしたことを踏まえ、保育士等は、保育所の生活や遊びにおける子どもの体験について、発達の見通しをもちながら計画を立て、保育を行う。その際、子どもの実態や状況に即して柔軟に対応することが大切である。
何かを育てるために遊びを使用する。そういった考えのもと遊びを使用するとそれ自体を楽しめる活動からかけ離れてしまうので気を付けた方が良いのかなと考察する。
子ども自身が夢中で楽しめる事が大切でそこに育ちが付いてくる。
夢中で遊べる環境が大切ですね!
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