0歳児クラスの5月は、ゴールデンウィーク(GW)を挟むことで、4月に慣れ始めたリズムが一時的に崩れやすい時期です。 連休明けの体調変化や再燃する「後追い泣き」を受け止めつつ、新緑の季節ならではの「外気浴」や「散歩」を通して、外の世界へ興味を広げていく姿を記録します。
5月の特徴と観察ポイント(クラス全体)
クラスにとってどんな時期?
連休明けは、赤ちゃんも大人同様に疲れが出やすく、体調を崩しやすい時期です。 ゆったりとした生活リズムを心がけ、安心して眠れる・食べられる環境を再構築します。気候が良い日は、ベビーカーでの散歩やテラスでの外気浴を行い、風や光、草花の匂いなどを五感で感じる経験を取り入れます。
1. 高月齢グループ(4月〜7月生まれ)
【時期の目安】 生後10ヶ月〜1歳1ヶ月頃 【特徴】 つかまり立ちから伝い歩き、独り歩きへと移動手段が進化します。探索意欲が増す一方で、保護者や保育者への愛着が強まり、「後追い」や「人見知り」が激しくなることもあります。
🍼 健やかに伸び伸びと育つ(身体・健康)
Q1. 運動機能(歩行・バランス)の発達は?
- 伝い歩きのスピードが上がり、目的の場所へ移動していた。
- 手を離して数歩歩き、満面の笑みを見せてくれた。
- 音楽に合わせて、膝を屈伸させてリズムをとっていた。
- ハイハイで段差(マットなど)を乗り越えようとしていた。
- 尻餅をついても、自分で手をついて座り直していた。
Q2. 食事(手づかみ・完了期)の様子は?
- 手づかみ食べに意欲的で、次々と口に運んでいた。
- 好き嫌いが出てきて、特定の食材をベーっと出した。
- コップを両手で持ち、保育者の介助で飲んでいた。
- スプーンを持ちたがり、食器を叩いて音を楽しんでいた。
- 食事の時間が近づくと、椅子に座りたがっていた。
Q3. 生活リズム(GW明け)の様子は?
- 連休明けで少し眠そうにしていたが、午前寝で回復した。
- 給食を完食し、一定の時間に排便があった。
- 鼻水が出ていたが、機嫌よく過ごしていた。
- 汗をかきやすくなり、薄着に調節すると快適そうだった。
- 入眠儀式(トントンやタオル)が決まり、スムーズに寝た。
Q4. 手指の操作(つまむ・持つ)は?
- 親指と人差し指で、小さなゴミをつまんでいた。
- 片手で二つの積み木を持とうと挑戦していた。
- コップを片手で持とうとしていた。
- 絵本をめくる際、指先を使っていた。
- 玩具のスイッチを、指先で押していた。
Q5. 排泄・清潔の感覚は?
- オムツが汚れると、保育者のところへ来て知らせた。
- 手洗いの際、水を触るのを楽しんでいた。
- 食後、口の周りを拭かれるのを嫌がらずにできた。
- オムツ交換の時、じっと待っていられた。
- 着替えの際、腕を通そうとしていた。
💕 身近な人と気持ちが通じ合う(愛着・対人)
Q1. 愛着形成(後追い・再確認)は?
- 姿が見えなくなると泣いて後追いし、足元にしがみついた。
- 抱っこされると安心して、すぐに遊びに戻っていった。
- 知らない人が部屋に入ると、保育者の顔を見て確認していた。
- 「マンマ」など、片言で保育者に要求を伝えていた。
- 名前を呼ばれると、手を挙げて「ハーイ」と反応した。
Q2. 意思表示とやり取りは?
- 欲しいものを指差し、取ってもらうと嬉しそうにした。
- 「ちょうだい」と言うと、持っている玩具を渡してくれた。
- 「バイバイ」や「パチパチ」の模倣を楽しんでいた。
- 嫌なことがあると、首を振ったりのけぞったりした。
- 絵本を見ながら、指差して何かを訴えていた。
Q3. 友だちへの関心は?
- 友だちの持っている玩具を欲しがり、手を出した。
- 友だちが泣いていると、顔を覗き込んでいた。
- 同じ玩具を持って、並んで遊んでいた。
- 友だちの後をついてハイハイしていた。
- 友だちの頭を撫でようとしていた。
Q4. 発語と理解は?
- 「ワンワン」「ブーブー」など意味のある言葉が出た。
- 「ナイナイして」と言うと、箱に入れようとした。
- 名前を呼ばれると、振り向いた。
- 保育者の言葉を真似して発音しようとした。
- 歌に合わせて、喃語を話していた。
Q5. 情緒の安定は?
- 朝の受け入れ時、泣かずに保育者の胸に飛び込んだ。
- 好きな玩具を見つけると、機嫌よく遊び始めた。
- 眠くなるとぐずったが、抱っこで落ち着いた。
- 不安な時、特定の保育者を目で追っていた。
- 笑顔が多く、リラックスして過ごしていた。
🧸 身近なものと関わり感性が育つ(環境・探索)
Q1. 手指の操作(入れる・出す)は?
- ポットン落としの穴を狙って、集中して入れていた。
- 箱の中のものを全て出し、空になった箱を振っていた。
- 積み木を2つ重ねようと、慎重に乗せていた。
- 絵本のページをめくろうと、指先を使っていた。
- 散歩先で石や葉っぱを拾い、握りしめていた。
Q2. 戸外環境への反応は?
- アリの動きを目で追い、指差して教えてくれた。
- シャボン玉が飛ぶのを見て、手を伸ばして捕まえようとした。
- 砂の感触を確かめ、握ったり落としたりしていた。
- ベビーカーから身を乗り出し、景色を見ていた。
- 靴を履いて地面に立ち、感触を確かめていた。
Q3. 音やリズムへの反応は?
- 音楽が流れると、体を揺らしてリズムをとった。
- 太鼓を叩いて、音が出るのを楽しんだ。
- 鳥の鳴き声に気づき、空を見上げていた。
- 玩具を打ち合わせる音を楽しんでいた。
- 保育者の歌に合わせて、手拍子をしていた。
Q4. 玩具の特性への理解は?
- 車の玩具を走らせて遊んでいた。
- 蓋を開けると中身が見えることを知っていた。
- 押すと音が鳴るボタンを、繰り返し押していた。
- ボールを転がして、追いかけていた。
- 電話の玩具を耳に当てていた。
Q5. 探索意欲は?
- 部屋の隅々まで移動し、新しいものを探していた。
- 鏡の裏側を覗き込もうとしていた。
- 戸外で花を見つけ、触ろうとしていた。
- 狭い隙間に入り込もうとしていた。
- 高いところにあるものに興味を持ち、背伸びしていた。
2. 中月齢グループ(8月〜11月生まれ)
【時期の目安】 生後6ヶ月〜9ヶ月頃 【特徴】 お座りが安定し、両手を使って遊ぶようになります。ずり這いやハイハイで移動できるようになると、探索範囲が一気に広がります。離乳食は2回食へ進み、舌でつぶして食べる練習をします。
🍼 健やかに伸び伸びと育つ(身体・健康)
Q1. 運動機能(お座り・ハイハイ)は?
- 支えなしで安定して座り、両手で玩具を持っていた。
- 欲しい玩具に向かって、ずり這いで前進していた。
- うつ伏せの姿勢から、自分でお座りの姿勢になれた。
- つかまり立ちをしようと、棚に手をかけていた。
- 四つん這いの姿勢で、体を前後に揺らしていた。
Q2. 離乳食(中期・モグモグ期)の様子は?
- 舌と上顎でつぶすように、モグモグと食べていた。
- スプーンが近づくと、自分から口を開けていた。
- 2回食のリズムが整い、完食することが増えた。
- 麦茶をスパウト(またはストロー)で飲もうとしていた。
- 自分で持ちたがり、赤ちゃんせんべいを握って食べた。
Q3. 体調とリズムは?
- 季節の変わり目で鼻水が出やすかった。
- 動きが活発になり、汗をかくようになった。
- 午前寝が必要なくなり、午後にまとめて眠るようになった。
- 離乳食後のミルクを、満足するまで飲んでいた。
- 便の形状が変わり、固形に近づいてきた。
Q4. 睡眠の質は?
- 遊び疲れて、布団に入るとすぐに眠っていた。
- 途中で起きても、トントンで再入眠できた。
- うつ伏せ寝になろうとするので、仰向けに戻した。
- 目覚めた時、機嫌よく声を出していた。
- 抱っこでなくても、添い寝で眠れるようになった。
Q5. 手指の発達(掴む・持ち替え)は?
- 左右の手で玩具を持ち替えていた。
- 落ちているゴミを、指先でつまもうとしていた。
- 積み木を両手に持ち、カチカチと打ち合わせた。
- タオルを引っ張り、顔にかけていた。
- 哺乳瓶を自分で持とうとしていた。
💕 身近な人と気持ちが通じ合う(愛着・対人)
Q1. 人への認識(人見知り)は?
- 担任以外の職員を見て、泣き出してしまうことがあった。
- 慣れた保育者が抱っこすると、すぐに泣き止んだ。
- 鏡に映る自分を見て、ニコニコと笑いかけていた。
- 友だちの顔をじっと見つめ、触れようとしていた。
- 名前を呼ぶと、声のする方へ振り向いた。
Q2. 感情の表出(喃語・笑い)は?
- 「ダダダ」「マンマン」など、多様な喃語を話していた。
- あやすと声を上げて笑い、全身で喜びを表現した。
- 寂しくなると、甘えた声を出して保育者を呼んだ。
- 歌に合わせて体を揺らし、楽しそうにしていた。
- 不快な時に、強い声を出して訴えていた。
Q3. 愛着行動は?
- 保育者の姿が見えなくなると、泣いて探した。
- 抱っこを求めて、両手を伸ばした。
- 膝の上に座り、安心して遊んでいた。
- 目が合うと、安心して遊び続けた。
- 眠くなると、保育者にしがみついた。
Q4. 大人とのやり取りは?
- 「いないいないばあ」をして、期待して待っていた。
- 玩具を渡すと、嬉しそうに受け取った。
- くすぐり遊びをして、声を上げて笑った。
- 名前を呼ばれると、反応して笑顔を見せた。
- 話しかけると、じっと顔を見て聞いていた。
Q5. 友だちへの反応は?
- 友だちが近くに来ると、手を伸ばして触ろうとした。
- 友だちの持っている玩具に興味を示した。
- 友だちが泣いていると、不思議そうに見ていた。
- 鏡に映る友だちを見て、笑っていた。
- 友だちの声に反応して、振り向いた。
🧸 身近なものと関わり感性が育つ(環境・探索)
Q1. 物への興味(持ち替え・叩く)は?
- 左右の手で玩具を持ち替え、感触を確かめていた。
- 玩具を床に打ち付け、音が出ることを楽しんでいた。
- ティッシュを引き出す遊びに夢中になっていた。
- 目の前の布をめくり、隠れた玩具を見つけた(対象物の永続性)。
- タグやファスナーなど、細かい部分をいじっていた。
Q2. 自然や外気への反応は?
- ベビーカーでの散歩中、風を感じて気持ちよさそうだった。
- 葉っぱが揺れるのを見て、目で追っていた。
- 芝生の上に座らせると、チクチクした感触に驚いていた。
- 通り過ぎる車や犬を目で追いかけていた。
- 外気浴の後、機嫌よく過ごしていた。
Q3. 音や感触への反応は?
- 新聞紙のカサカサする音に反応し、手を伸ばした。
- 音の出る玩具を振り、繰り返し音を出した。
- 布の感触を楽しみ、顔に擦り付けていた。
- 硬い積み木と柔らかいボールの違いを感じていた。
- ピアノの音に合わせて、体を動かしていた。
Q4. 探索活動の広がりは?
- ずり這いで、部屋の隅まで移動していた。
- 鏡に映る自分を叩いたり、舐めたりしていた。
- 箱の中身を覗き込み、手を入れていた。
- カーテンの後ろに隠れて遊んでいた。
- 高いところにある玩具を取ろうと、手を伸ばしていた。
Q5. 玩具の操作は?
- 玩具を落として、落ちる様子を見ていた。
- 紐を引っ張り、玩具を手繰り寄せていた。
- おきあがりこぼしを押して、揺れるのを見ていた。
- 穴に指を入れて、感触を確かめていた。
- ボールを転がそうとしていた。
3. 低月齢グループ(12月〜3月生まれ)
【時期の目安】 生後3ヶ月〜5ヶ月頃 【特徴】 首がすわり、縦抱っこでの視野が広がります。寝返りに挑戦する姿や、自分の手を見つめる(ハンドリガード)姿が見られます。外気浴を始め、外の空気に触れる機会を作ります。
🍼 健やかに伸び伸びと育つ(身体・健康)
Q1. 身体の動き(首すわり・寝返り)は?
- 首がしっかりとすわり、縦抱きで周囲を見ていた。
- うつ伏せにすると、頭を高く持ち上げていた。
- 体をひねり、寝返りをしようと力を入れていた。
- 寝返りに成功し、驚いたような表情をしていた。
- 手足を活発にバタバタさせ、布団を蹴っていた。
Q2. 生活リズム(授乳・睡眠)は?
- 授乳間隔が少しずつ空き、一度に飲む量が増えた。
- 起きている時間が長くなり、機嫌よく過ごす時間が増えた。
- 夕方になると疲れからか、黄昏泣きが見られた。
- 抱っこで入眠し、布団に置いても起きずに眠れた。
- 指しゃぶりをして、自分で入眠しようとしていた。
Q3. 快・不快の感覚は?
- オムツが汚れると、泣いてすぐに知らせていた。
- 衣服を着替えてさっぱりすると、手足を伸ばしていた。
- 暑くてぐずっていたが、薄着にすると機嫌が直った。
- 便秘気味だったが、お腹のマッサージで排便できた。
- 授乳後、満足そうな表情で保育者を見ていた。
Q4. 手指の発達は?
- 握らせたガラガラを、しばらく持っていられた。
- 自分の手を目の前にかざし、じっと見つめていた(ハンドリガード)。
- 衣服やタオルを掴んで離さなかった。
- 指しゃぶりをして、感触を確かめていた。
- 手を組んで遊んでいた。
Q5. 健康状態は?
- 肌のトラブルがなく、きれいに保たれていた。
- 鼻水が出ると、苦しそうにしていた。
- 体重が順調に増え、体が大きくなってきた。
- 吐き戻しが減り、授乳後の機嫌が良かった。
- 体温調節がうまくいかず、衣服で調整した。
💕 身近な人と気持ちが通じ合う(愛着・対人)
Q1. 応答的な関わり(あやし笑い)は?
- 目が合うと、ニコッと社会的微笑を返してくれた。
- 話しかけると、「アー」「クー」とクーイングで応えた。
- 保育者の顔を目で追い、じっと見つめていた。
- くすぐり遊びをすると、声を上げて喜んだ。
- 泣いている時に抱き上げると、安心して身を委ねた。
Q2. 音や声への反応は?
- 名前を呼ぶと、反応して手足を動かした。
- ガラガラの音に気づき、音のする方を探していた。
- 保育者が歌うと、じっと聞き入っていた。
- 近くで大きな音がすると、ビクッとして驚いた。
- 優しくトントンされると、表情が和らいだ。
Q3. 愛着の形成は?
- 特定の保育者に抱かれると、すぐに泣き止んだ。
- 保育者の姿を目で追い、探していた。
- 抱っこされると、体を預けてリラックスしていた。
- 話しかけられると、嬉しそうに手足を動かした。
- 授乳中、保育者の目を見ていた。
Q4. 表情の変化は?
- 機嫌が良いと、穏やかな表情をしていた。
- 不快な時、顔をしかめて泣いていた。
- 驚いた時、目を丸くしていた。
- 眠い時、ぼんやりとした表情をしていた。
- 楽しい時、声を上げて笑っていた。
Q5. 人への関心は?
- 近くにいる友だちの方を向いていた。
- 保育者の顔を触ろうと手を伸ばした。
- 人の声がすると、そちらを見ていた。
- 抱っこされている友だちを見ていた。
- 鏡に映る人を見て、反応していた。
🧸 身近なものと関わり感性が育つ(環境・探索)
Q1. 視覚と触覚(ハンドリガード)は?
- 自分の手を目の前にかざし、じっと見つめていた。
- メリーが回るのを、目で追っていた(追視)。
- 目の前の玩具に手を伸ばし、触れようとしていた。
- 握らせたガラガラを、しばらく握っていられた。
- 布の感触を楽しみ、握ったり舐めたりしていた。
Q2. 初めての外気浴は?
- テラスに出ると、眩しそうに目を細めていた。
- 風が頬に当たると、不思議そうな顔をした。
- 外の音(鳥の声など)に耳を澄ませていた。
- 短時間の外気浴を終え、室内に入ると落ち着いていた。
- 木漏れ日の光の動きを目で追っていた。
Q3. 音や光への反応は?
- オルゴールの音が鳴ると、静かになり聴いていた。
- 窓からの光に反応し、明るい方を見ていた。
- 玩具の音に驚き、手足をビクつかせていた。
- 音楽が流れると、手足を動かしていた。
- 雨音に気づき、耳を傾けていた。
Q4. 玩具への興味は?
- メリーを見て、手足をバタバタさせていた。
- 赤や黒などのコントラストの強い絵本を見ていた。
- 柔らかい布製おもちゃを、顔に近づけていた。
- プレイジムの玩具に触れようとしていた。
- 音の出る玩具を、不思議そうに見ていた。
Q5. 環境への適応は?
- 新しい部屋の雰囲気に慣れ、落ち着いていた。
- 周囲が騒がしくても、眠れるようになった。
- ベビーカーの揺れを心地よく感じていた。
- 布団の感触を確かめるように、手足を動かした。
- 明るさや温度の変化に反応していた。



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