お片付けの時間になったよ。お片付けしよう。子ども達に声をかける保育士。
中々進まないお片付け。
お片付けと言われてからも遊び続ける子どもたち。
給食の時間が迫る。片付けは終わらない。
ついに、爆発。
ここで登場。「お片付けしないなら捨てます。」宣言。
慌てて片づける子どもたち。
「もう遅い!」とごみ袋に入れる保育士・・・。
そして次の遊ぶ時間・・・「お片付けしないので玩具は出しません。」攻撃。
そんなとんでも保育。
見直そう。見直そう。
悪い風潮⇒みんなでお片付け。
部屋がキレイになるまで片付けが続きます問題。
お片付けが進み、どんなに片づける玩具が少なくなっても「皆でお片付け」スタンスが崩せず、暇になる子続出。当然のごとく遊び始める子供たち。怒る保育士。「ここでお片付けしてるでしょ!」慌てて駆け寄る子供たち。少量の玩具を我先に片づけようとする。僕が片づけようと思ったのに!私が片づけてた玩具取った!! 謎の喧嘩勃発。ゴッチャゴチャ。
※まずは、遊び方を変えました。
例えばブロック。
ブロックの箱をひっくり返し床に広げていた。
☟見直し
箱の中から必要な物を出す。使わなくなった玩具は箱に戻す。
《良いところ》
・玩具の取り合いが格段に減った。箱の中に入っている物は誰の物でもないので自由に使える。「僕が使ってたの!問題」激減。
・ブロックがあちこちに散乱しないので、ブロックを踏んでしまって「いてぇ!!」激減。
・お片付けが楽に!自分の使っている玩具を片づければOK。
《悪いところ》
・箱が小さいと子どもが殺到したとき取りずらい。位置取り問題勃発。
大きな箱にうつしかえたり、ブロックプールを使用する事で改善
・箱で遊ぶ子や立つ時に箱に手をかけてひっくり返してしまう。
保育士が近くで見守り声をかけることで改善。
※片付けが終わった子から次の活動の準備(例えば給食の手洗い)をする。
※自分が「今使っている玩具」をしっかり片づける。
《良いところ》
・次の活動が明確なので自分の玩具を片づけたら次の活動へ移行出来る為スムーズ。
・片付けの時間と次の活動の準備までが一くくりになっているので、片付けの時間になったらすぐに片づけだったのが、子ども自身でここまでやったら片づけようと区切りを付けるまで待てる。
・自分の使っている玩具を片づけると明確なので、人の玩具を取ってまで片づける子が減った。
《悪いところ》
・誰の玩具かわからない玩具がチラホラ残る。
保育士が一緒に片づける中でそれを片づけたり、早く片付けが終わった子にお願いしたり、皆が片づけ終わった後で部屋にまだ玩具が落ちてるから手伝ってくれる人を募集したりすることで改善。
・片づけないで次の活動に行ってしまう子がいる。
自分の使っていた玩具だけを片づければいい事を伝えたり、一緒に片づけたり、保育士が見守り声をかける事で改善。
※大事なことは保育者同士共通理解を持つこと。
※保育士の立ち位置も重要。連携大事。
うまくいけば保育者に余裕が生まれ、一人ひとりにあった援助も可能!
善し悪しはあるんですが、結局は、保育士の援助は必ず必要。子ども達だけでお片付けになるには、援助をしっかりする事が大事ですね🙆
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